超上級妖怪シュテンドウジ

「俺と五番勝負と行こうじゃないか!」

【名前】 超上級妖怪シュテンドウジ
【読み方】 ちょうじょうきゅうようかいしゅてんどうじ
【声】 秋元羊介
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの41「牙鬼パーティー、五番勝負!」
忍びの42「オトモ忍ウォーズ!ネコマタの逆襲」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/超上級妖怪
【好きな物】
【好きな場所】 本陣
【攻撃力】 ★★★★☆
【不思議な技】 ★★★☆☆
【酔っ払い】 ★★★★★
【集める恐れ】 なし
【妖怪モチーフ】 酒呑童子
【器物モチーフ】 幟旗

【詳細】

牙鬼軍団の幟旗が牙鬼萬月によって牙鬼幻月の妖気を受けた4枚の封印の手裏剣と融合し、牙鬼の邪悪な妖気の影響で古来の「酒呑童子」伝承を受け継いで変化した超上級妖怪。

一升瓶金棒「鬼便神毒棒(きべんじんどくぼう)」を武器とし、この中の酒を飲んで酔えば酔う程に強さを増して、酒臭い息を吐きながら酔拳のように戦う。
人間を落花生に変える能力を有し、自身の酒臭い息を完全に吸わせた相手を自由に操れる「のんべえ寝返り落とし」という必殺技を使用する。

上級妖怪ヌエと同様、小槌五トン妖シュリケンによる「肥大蕃息の術」の必要もなく、「超上級妖怪」として呪文を唱える事で自力で巨大化できる。

萬月が自ら仕組んだ当主継承披露目式の罠で天晴達6人を誘き寄せ、駆け付けた彼らの目の前で誕生される。
上述の能力でその場にいた人々を落花生に変えて集め、人々を人質に取り、ニンニンジャー6人に五番勝負を挑むが、下記の結果から3対2で敗北してしまう。

ジュッカラゲを伴って交戦し、「超上級妖怪」としての実力でニンニンジャー6人に善戦し、獅子王が酔っ払っている為にアカニンジャーは超絶変化できない状況に陥る。

しかし、獅子王の「人生の先輩」という一言にヒントを得て、アカニンジャーが3枚の技忍シュリケン(カクレンジャー、ハリケンジャー、ジライヤ)を使って発動した新上級シュリケン忍法の奥義「レジェンド忍烈斬」を受け敗北(その際に「俺が酔いすぎただけか~!」と叫んでいる)。

その直後、自力で巨大化する。
ゲキアツダイオーと交戦するが、上述ののんべえ寝返り落としの効果で師子王を操り、ライオンハオーとシュリケンジンを強奪し、萬月とヒャッカラゲの操縦する覇王シュリケンジンなどの攻撃でゲキアツダイオーを戦闘不能に陥れた。

等身大に戻った後、有明の方の命により突如現れた妖怪メガネコマタ(八雲の魔法で変化した旋風)と共に萬月のサポートに入る。

シュリケンジンの奪回に来たニンニンジャー6人に立ち向かう萬月を見守り、痺れを切らして参戦する。
しかし、天晴の終極忍シュリケンをセットして放った忍者激熱刀と忍者一番刀による攻撃で大ダメージを負い、旋風や獅子王と共ににシュリケンジンを奪還される。

その直後、自力で再度巨大化する。
旋風と獅子王の未熟な操縦で力を存分に発揮できないシュリケンジンを圧倒し、巨大化した萬月と共にシュリケンジンとゲキアツダイオーを追い詰めるが、3体のオトモ忍(パオンマル、UFOマル、サーファーマル)によってライオンハオーやバイソンキングを奪還され、2体の参戦によって形勢が逆転してしまう。

覇王シュリケンジンの攻撃に怯み、最期はゲキダイオーのゲキアツ大フィーバーを受け爆散した(その際に''「勝利の美酒を酔いしれたかった・・・」と言い残している)。

【余談】

萬月が4枚の封印の手裏剣を使い、同妖怪を生み出した事に晦正影は「贅沢」と評している。

飲兵衛な性格で萬月を「大将」と呼び、タメ口で接している。

※忍びの41で行われた五番勝負の結果は以下の通りとなる。
【対決】 【対戦相手】 【詳細】
喧嘩蛸対決 アオニンジャー 凧を酒の肴にされ、落下して敗北する
流鏑馬対決 モモニンジャー イカサマ行為をして勝利する
ダンス対決 キンジ、風花 3人ともバラバラのダンスだったが、最後の曲芸が評価され、100点満点で勝利する
綱引き対決 アカニンジャー アカニンジャーとの戦いに耐え切れず敗北する
腕相撲対決 獅子王 吐いた息で劣勢に追い込もうとするが、酒の免疫の高い獅子王に通用せず敗北する

酒呑童子をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『忍者戦隊カクレンジャー』のシュテンドウジ兄弟以来の登場となる。

武器の「鬼便神毒棒」は伝承における酒呑童子を成敗する為に使用された毒酒「神便鬼毒酒」から由来していると思われる(この酒は「鬼が飲むと力を失い、人間が飲むと力が付く」と言われている)。

声を演じる秋元氏はシリーズ第33作目でも妖怪をモチーフにした怪人の声を演じている(所属組織怪人も妖怪がモチーフになっている)。

最終更新:2016年03月04日 23:02