パラドキサアンデッド

「ライダーとアンデッドが、世界の統率者となるのだ!」

【名前】 パラドキサアンデッド
【読み方】 ぱらどきさあんでっど
【声/俳優】 入江雅人
【登場作品】 仮面ライダー剣
仮面ライダーディケイド
オーズ電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
【登場話(ディケイド)】 第8話「ブレイド食堂いらっしゃいませ」
第9話「ブレイドブレード」
【分類】 上級アンデッド
【スート】 ハート
【カテゴリー】 K
【モチーフ】 パラドキサカマキリ
トライアルF
【ラウズ】 エヴォリューションパラドキサ
【出身世界】 ブレイドの世界
【登場世界】 ブレイドの世界
ライダー大戦の世界
【特色/力】 真空の刃による攻撃
【名前の由来】 パラドキサカレハカマキリ

【詳細】

上級アンデッドの1体でカテゴリーKに数えられるパラドキサカマキリの祖たる不死生物。

コーカサスビートルアンデッドギラファアンデッド同様カテゴリーでは最上級に位置するアンデッドであるが、カテゴリーKでは仮面ライダー剣本編中終始封印されたままであり一度も開放されないままだったため、アンデッドとしては未登場。
しかし仮面ライダーカリスがワイルドカリスになるためのキーカードとして使われた。

アンデッドとしての姿が登場したのは仮面ライダーディケイドで登場したのが初となる。

ビートルアンデッドコーカサスビートルアンデッドのように、アンデッドのカテゴリーAKは全てのスートで姿が似通っているが、カテゴリーKをラウズして変身したワイルドカリスとこのアンデットの姿は異なる。
これはジョーカーの「他のアンデッドが封印されたカードをラウズする事でその姿や能力を再現」という性質を最大限に活用し、カテゴリーKだけではなく所有するハートスートのアンデッド13体と同時に融合した為。
またマンティスアンデッドは、全身を装甲で覆うカリスベイルという特殊能力を持っており、ジョーカーがいわゆる「仮面ライダーカリス」と呼ばれる姿に変身しているのはその能力を利用しているためとされている。

仮面ライダーディケイドでは「鎌田」を名乗る初老の男性に化身し、鳴滝の手引で本来はブレイドの世界出身でありながら異世界である龍騎の世界で人間として潜伏していた。
手に備えた鎌から真空波を発射して対象を切り裂く能力を持ち、これは人間の姿でも腕をふるう事で放つ事が可能。

龍騎の世界での詳細はこちらを参照。
仮面ライダーアビスとして戦うが、龍騎とディケイドに敗退。
だが、アンデッドの特性で死にはせず、そのまま出身世界「ブレイドの世界」へ逃亡する。

「剣の世界」では「BOARD」理事長として四条ハジメを裏から操り、ライダーシステムとアンデッドの力を使って世界を征服しようと考えていた。
四枚のカテゴリーAの力を使い究極のアンデッドとしてジョーカーを産み出すが、ディケイドやブレイドと戦い、
最期はブレイドがファイナルフォームライドした「ブレイドブレード」から放たれるディケイドエッジをジョーカー共々に受け爆散した。

その後、最終話でスーパーアポロガイストのライフエナジーで復活したアンデッド達を吸収し悪の勇者として再生復活するも、再び敗退している。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

ショッカーの同盟怪人として登場。

幸太郎や映司を捕えて連行するメンバーに参加していた他、処刑広場の戦闘ではディケイドと戦った。

【余談】

スーツは後に『MOVIE大戦MEGA MAX』で、未来世界の怪人のシルエットの1体として使用されている。

上記のようにパラドキサアンデッドはブレイド本編では登場しなかった。
しかしカテゴリーAとKがほぼ似た姿をしていたことから、パラドキサアンデッドはカリス=マンティスアンデッドと似た姿をしていると思っていた視聴者は多いようだ。
実際はむしろパラドキサの細胞を使って作られたトライアルFに似た姿であったのだが、マンティスアンデッドは固有能力で「カリスベイル」という装甲を纏うことができる。
剣本編で登場していた仮面ライダーカリス、もといマンティスアンデッドの姿はカリスベイルを纏った姿であり、その内側には本来のアンデッドの肉体が存在する。

作中では描かれなかっただけで、実際のマンティスアンデッド本来の姿は、このパラドキサアンデッドに似たものであったのかもしれない。

最終更新:2022年08月23日 02:43