「この青空こそ!私たちにとって新しい世界の始まりであり希望である!
これから皆で美しい宝物を築いていこうではないか!我が友よ!」
【詳細】
物語開始直後は民族衣装風の衣服を身に着けていたが、第16話より軍服を着用するようになった。
人間を不完全な存在として見下しており、身体や命、心を意味のないものとしている。
青年の姿をしているが少なくとも150歳以上であるようで、父であるアドニスを完璧な存在として崇拝している。
その一方で空の青さを感慨深げに眺めたり、たこ焼きを進められて興味を示すなど、人間の世界に対する好奇心は強いようだ。
英雄の眼魂を集める西園寺の協力者として行動していたが、彼自身は英雄の眼魂の持つ力をいまいち理解していないようであり、
グレートアイの出現や、自身の補佐として派遣された
ジャベルの見せる不穏な行動に対し強い苛立ちを覚えていた。
スペクターこと深海マコトを親友として接し、他の人間には見せない柔らかな表情をしたり、何かと気にかけていたが、
幼馴染であるタケルと戦いを通して和解するにつれマコトが自分の知らない彼に変化していくことに怒り、グレートアイの力でマコトの妹、深海カノンが生き返ったことをきっかけに、
完全に袂を分かつことになる。
その時期とほぼ同時に協力者である西園寺が消滅するも、彼がもたらした上級眼魔の製造方法を受け継ぎ、眼魔アサルトを進化させて計画に組み込むようになった。
マコトを自分たちの元へと引き戻すことを諦めておらず、彼が代わるきっかけとなったタケルに対し強い憎悪を抱くようになり度々激突するようになる。
第16話にてメガウルオウダーを持ち出し仮面ライダーネクロムへと変身するようになり、激化する戦いの中で重症を負ったマコトをネクロムゴースト眼魂で操り、
それを「完璧な友」になったとして、タケルを始末しようと行動する。
操られた状態のスペクターは完全なイエスマンであり、問いかけに対しても従順に頷くだけで人間らしい行動は一切見せない。
その様子に当初は満足した様子を見せていたが、タケルや兄を心配するカノンらとのやり取りを経て操り人間状態のスペクターを見て若干苦々しい表情を浮かべるようになった。
第20話にてカノン、タケル、そしてスペクターに協力する英雄ゴーストの力でマコトの支配が失敗すると眼魔の世界へ帰還。
アドニスに呼び出され人間の世界の感想を問われると「空が青かった」と応えた。
そしてスペクターに関して「迷った時は心に従え」というアドバイスを受ける。
【余談】
もともと敵の側にいて、3号ライダーに変身するという点で
前作の
チェイスと共通点が多い。
また人間の世界や、人間に対する見方が若干変わりつつあり、その末にチェイスのように敵側から離反することとなった。
最終更新:2023年07月16日 01:32