ボウリンゲン

「ふ~んだ!星中の生物ぜ~んぶ使って、パーフェクトゲーム、狙っちゃうもんね~!」

【名前】 ボウリンゲン
【読み方】 ぼうりんげん
【声】 木村昴
【登場作品】 動物戦隊ジュウオウジャー
【登場話】 第19話「信じるのは誰」
第20話「世界の王者」
【所属】 デスガリアン
【分類】 プレイヤー
【所属チーム】 チームアザルド
【リーダー】 アザルド
【対応機種】 カコーンボウ
【ジャンル】 ボウリングゲーム
【コンボ技】 ゴロロローン、ストライク!
【メダル投入口】
ブラッドゲーム 強制的にピンにした人間をボールと化した自身でストライクさせる人間ボウリング
【無機物モチーフ】 ボールやレーンなどのボウリング関連の器物
【その他のモチーフ】 プロボウラー?
【名前の由来】 ボウリング人間(にんげん)?

【詳細】

チームアザルドに所属するプロボウラーのプレイヤー。

腹部に備えられたランプから照射される「ピン・セットフラッシュ」は、浴びた生物を本人の意志とは無関係に強制的に配置位置まで移動させて直立不動に固定させてしまう一種の催眠効果を持ち、さらにその力で無抵抗のピンにさせられた相手らを巨大ボールに変身した自身の身体で吹っ飛ばすコンボ技「ゴロロローン、ストライク!」が得意。
また、ピンを模した1対の棍棒「カコーンボウ」は近接攻撃の他、自身のテンションを盛り上げるマラカスの機能も持つ。

ザワールドの事が気に入らないアザルドによって送り込まれ、地球人を使った強制的な人間ボウリングを楽しむブラッドゲームにエントリーする。

昼間の街に出現すると、通行していた人々をピンにしてブラッドゲームを開始する。
ストライクを出して扇動していたメーバたちとともに歓喜しているところを、駆けつけたジュウオウジャーたちのジュウオウバスターの銃撃で奇襲されて交戦に入る。
先にメーバたちが全滅すると自身も「カコーンボウ」を手に応戦しようとするが、アザルドのペースを無視したジニスの勝手な命令でザワールドが乱入する(ナリアによると、ザワールドが戦意を消失する発作のような不具合が今後再発しないことをジュウオウジャーたちに証明させるための処置)。

「(加勢に来るのが)早くない?」とザワールドに文句を言うが、「プレイヤーを守るのがジニス様からの命令」という返答するザワールドに軽く摘ままれ、そのまま遥か彼方へと放り投げられて強制撤収させられる。

その後、何処かの作業場に出現し、その場の作業員たちをピンにしてブラッドゲームを再開。
4人倒し損ねたことを悔やんでスペアを狙おうとするが、再びジュウオウバスターで撃たれ、変身したジュウオウジャーたちと交戦。

乱戦している戦場をフラッシュで照射して味方のメーバもろともジュウオウジャーたち全員をピンにさせ、ストライク攻撃でダメージを与える(ちなみに配置時に人数が余ったメーバ1体がピンの状態で跳ねながら配列から外れて退場したが、その直前をよく見ると移動しているジュウオウジャーや他のメーバたちの姿をおろおろと往生しながら見ているだけで実際にはあのメーバだけはピンになっていなかったことが分かる。ノリで周囲に合わせたのだろうか?)。
しかし、弾き飛ばされた空中で身体の自由を取り戻したイーグルが野性開放すると彼の空中体当たりを何度も浴びて宙へと浮かされ、同じく拘束を解かれた残り4人の落下に任せたジュウオウバスターの斬撃でダメージを受け、さらに時間差で落下してきたメーバたちの内の1体が頭部に直撃して怯み、ジュウオウシュートをメーバと共に受け敗北。

その直後、ナリアメダルを投入され、「コンティニュー」として巨大化する。
クマアックスを武装したワイルドジュウオウキングに追い詰められるが、ザワールドがキューブライノスで乱入し、動物合体したトウサイジュウオーの背後で応援しながらジュウオウジャーの相手を任せ、戦線離脱に逃走した。

第20話でザワールドの回収に失敗したアザルドとクバルが撤退し、その入れ替わりにトライアングラーの軍団で築いた土台に乗り、突如空中から出現する。
「第3ゲーム」と称してトライアングラーからの光線で地上のジュウオウジャーに襲い掛かる。

「ザワールドが逃がしたせい(で倒し損ねた)」と口走ったエレファントの余計な一言で撃沈するザワールドがゴリラの説得で汚名返上に燃え上がり、単独で相手を引き受け、彼が召喚した3体のジュウオウキューブと交戦する。
しかし、運搬しているライノスの荷台から変形起動したクロコダイルの丸呑みとウルフの超音波による攻撃でトライアングラーが全滅し、動物合体したトウサイジュウオーとの1対1の勝負に入る。

「倒されるよりも倒す方が好き」とボールに変身してトウサイジュウオーに体当たりをするが押し返され、さらに挑発するトウサイジュウオー(ザワールド)の両肩部から射出して積み上げ並べられたキューブで構成されるピンの誘惑に負けてボウリングゲームを展開するが、いつの間にか縦に積み上げられたキューブに変形して紛れていたトウサイジュウオー(3体のジュウオウキューブ)だけが残っていた事を指摘され、カコーンボウを無意識に落とす程のショックで戦意喪失した隙を突かれて、最期はトウサイトリプルザビーストを受け爆散した(その際に''「手玉に取られた!ピーン!」と叫び、自身がピンのように跳ねている)。

【余談】

ボウリングをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『百獣戦隊ガオレンジャー』のボーリングオルグ以来の登場となる。

声を演じる木村氏は特撮作品での出演は今作が初となる。

最終更新:2016年07月28日 21:20