5000℃のクラスニーゴ

「こうなったら、一気に海を沸騰させてやろうじゃねえか!」

【名前】 5000℃のクラスニーゴ
【読み方】 ごせんどのくらすにーご
【声】 前野智昭
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic10「ハイドの相棒」
【所属】 宇宙虐滅軍団ウォースター
【分類】 ウォースター構成員/ルビーウ星人
【出身星】 ルビーウ星
【特技】 超高熱を発生させる
【任務】 海を沸騰させて地球を蒸発させる
【趣味】 温泉療養
【生物モチーフ】 ゾウムシ
【器物モチーフ】 核融合炉
【名前の由来】 クライシス2050
【出身星の由来】 ゾウムシ(英:weevil)

【詳細】

惑星のモンス・ドレイクによって招集されたルビーウ星人。

体内に小型の太陽を持ち、膨大な熱エネルギーを放出する事で瞬時に5000℃の高熱を発生させる。これが異名の由来。
これにより作り出した炎の竜巻と巨大なマグマ火球で周囲を殲滅し、この能力で数々の惑星の海を干上がらせてきた強者でもある。

高速回転する事で自身が炎の竜巻と化して突撃する「スピンクライシス」、空中に放った無数の巨大なマグマ火球を相手に降らす「コロナクライシス」が必殺技である。

流星のデレプタが天の塔を破壊した時、既に地球沸騰作戦を実行しており、ハイドがマジスと共に戦った相手だった。
マジスと相討ちになる形で倒されたように思えたが、重傷を負いながらも奇跡的に生き延び、傷を癒した後に任務を再開する。

海辺でハイドの前に姿を現し、マジスの仇討ちに燃えるブルーの攻撃を無効化して、ゴセイジャーに火球を放って撤退する。
宇宙母艦インデベーダーに帰還後、ドレイクから地球沸騰作戦をやり遂げるように命じられ、熱による海の沸騰で地球を蒸発させようと動き出す。

その後、身体に溜めた熱で海を沸騰させようとするが、ブルー以外のゴセイジャーが駆け付ける。
4人の攻撃を体内の熱で無効化し、上述のスピンクライシスでレッドとブラックを攻撃して、上述のコロナクライシスで4人を苦戦させた。

止めを刺そうとコロナクライシスを放つが、駆け付けたハイドのプレッシャワーによって火球を打ち消され、スピンクライシスもブルーの新技「シーイックスピン」に破られてしまい、魔虫兵ビービを差し向けるも一掃され、ゴセイダイナミックを受け敗北。

その直後、ビービ虫に噛み付かれて巨大化する(上記の台詞はその際のもの)。
ゴセイグレートに両腕の鎌で斬り掛かるも圧倒され、体内からの熱で焼きつくそうとするが、召喚されたシーイックブラザーの攻撃に怯み、更にゴセイグレートがシーイックブラザーと合体したシーイックゴセイグレートに抵抗もできず、最期はシーイックストライクを受け爆散した。

【余談】

上述の通りに数多くの惑星を滅ぼしてきた程の実力を持ち、ドレイクからの信頼も大きかった模様。

器物モチーフは核融合炉となっている(DVDのアートギャラリーより)。

デザイナーを務めた西沢安施氏によれば、「『ハイドのライバル』という設定があった為、これまでの怪人よりも格上の準幹部として描き、ゾウムシをモチーフにしたのは『融合炉を守る外壁として甲虫の外骨格がいい』と思った」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

名前の由来となっている『クライシス2050』は膨張した太陽によって地球が危機に陥るストーリーとされる為、そこから能力が取られたと思われる。

同epicで『特捜戦隊デカレンジャー』のデカグリーン/江成仙一(センちゃん)役の伊藤陽佑氏がマジス役、さかなクン氏が博士役としてゲスト出演している。

声を演じる前野氏は特撮作品での出演は今作が初となり、平成仮面ライダーシリーズ第12作目でも昆虫をモチーフにした怪人の声を演じている。

最終更新:2022年11月07日 02:43