「自分のゲームは邪魔者ばかり。いい加減にして欲しいでありまっす!」
【名前】 |
クルーザ |
【読み方】 |
くるーざ |
【声】 |
陶山章央 |
【登場作品】 |
動物戦隊ジュウオウジャー |
【登場話】 |
第23話「巨獣ハンター」 |
【所属】 |
デスガリアン |
【分類】 |
プレイヤー |
【所属チーム】 |
チームアザルド |
【リーダー】 |
アザルド |
【対応機種】 |
ウチマクラスター |
【ジャンル】 |
海戦アクション |
【コンボ技】 |
標準よーし・ドーン! |
【メダル投入口】 |
左胸 |
【ブラッドゲーム】 |
無差別砲撃で街を破壊する |
【無機物モチーフ】 |
戦艦 |
【その他のモチーフ】 |
水兵 |
【名前の由来】 |
巡洋艦 |
【詳細】
戦艦(艦橋)が水兵のセーラー服を着こなしたような姿をしたチームアザルドのプレイヤー。
レティクル(スコープの指標十字)と射撃管制装置の精密さで狙い定めた標的を、右肩に装備した三連装砲「ウチマクラスター」で砲撃するコンボ技「標準よーし・ドーン!」で撃沈させる戦法を得意とする。
また反対の左肩側面には黒い菱形のレーザー発射口があり、横を向いての反撃や奇襲に使用する。
コンボ技で人間の街を無差別に砲撃して撃沈させるという、単調な大規模破壊を行うブラッドゲームにエントリーした(アザルドは下等生物を爽快に一掃して憂さ晴らしになると喜んでいたが、クバルとナリアは刺激が無くマンネリ化しているブラッドゲームに退屈なジニスの様子を案じて難色を示していた)。
街を一望できる場所に出現すると砲撃を開始し、花火大会前に気配で駆けつけたジュウオウジャー全員と対峙する。
ところが実はその頃、地球にはデスガリアンとは異なる異星人の
バングレイが訪れており、彼が腹ごしらえとばかりにキャンプ場を襲って拝借していたBBQを砲撃の巻き添えで消し炭にしてしまい、開戦前のジュウオウジャー共々乱入してきたバングレイの攻撃で野外ステージまで吹き飛ばされてしまう。
そしてジュウオウジャーと横並びにバングレイの食事を妨害した犯人探しの尋問を受けると、咄嗟に嘘を付いて罪をジュウオウジャーたちに擦り付けるが、それに反発したジュウオウジャーと口論になり、苛立ったバングレイの攻撃で乱戦に突入。
戦場をこっそりと抜け出そうとするが、それを見逃さないバングレイのビームを背後から当てられて痛がり、彼とジュウオウジャーとの激しい戦闘に自身の「ブラッドゲーム」の続行は不可能であると改めて撤退宣言を行い、砲撃で目晦まして撤収する。
その後、今度はどこかの工場に現れ、作業員たちに狙いを定めて爆殺しようとするも突然現れたバングレイに「容疑者」として頭部を掴まれて妨害され、同時に彼の能力で読み取られた自分の記憶から犯人だったと断定されると何故それを特定できたのか理解できないまま彼と戦闘に入る。
その2体の殺気を感じたジュウオウジャーたちは当初、漁夫の利か両者の共倒れも期待していたが、街の被害拡大を懸念して乱入し、再度三つ巴の戦いへ移行。バングレイの相手をイーグルとザワールドが引き受けてどこかの河川まで離脱すると、自身は工場に残った他の4人と交戦する。
シャークたちに四方を囲まれると退路確保に周囲に砲撃をばら撒くが、相殺されるどころか死角を狙われて4人の剣モードのジュウオウバスターの斬撃を次々と喰らう。
それからイーグルたちがバングレイと戦っている間も激しい戦闘があったようだが、野性開放したタイガーの引っ掻きに怯み、必殺の「ジュウオウシュート」を砲弾で相殺するも、次のシュートへの対処が間に合わず逃走しかけた背後を2撃目のシュートで撃たれて敗北。
その後、クルーザを撃破した4人がバングレイと戦闘中だったイーグルたちの方へ合流すると遠方で巨大化してブラッドゲーム(街の破壊)を再開しようとしたが、皆から花火大会を控えた街の平和を託されたトウサイジュウオー(ザワールド)と巨大戦を開始。
初撃はトウサイから分離したキューブクロコダイルの盾で防御されたものの、他のメンバーがバングレイとやりとりしている間にも互角の戦いを繰り広げていたらしく、零距離のトウサイの胸に砲台を押し当てるところまで追いつめる。
しかし、バングレイがサジタリアークに撤退したため、遅れて加勢に入った残り5人が操るキューブ状態のジュウオウキューブたちの突進でトウサイから引き離され、ジュウオウジャーたちがワイルドトウサイキングへ合体。
強大な敵を前に逃走しようとするが、最期はジュウオウダイレクトストレートで背後から串刺しにされ爆散した(その際に「『クルーザ!大海原に散る』でありまっす!」と叫んだが、戦闘場所は都心の為、ライオンは「ここ陸だけどな」と即興で突っ込んだ)。
【余談】
軍人のような口調で「~でありまっす」という特徴的な語尾を口にし、その際に敬礼する癖がある(ただし、右肩にある砲台が支障してるのか悪の怪人としての捻りなのか、正式な右手敬礼ではなく左手で毎回行っている)。
砲撃は大都市に向けて放てば瞬時に火の海へと変えてしまう程だが、対人戦では相手の攻撃で容易く相殺されたりとやや活躍の場が乏しく(終始ジュウオウジャーにほとんどダメージを与えられていない)、自身も強敵を前にすると応戦よりも撤退を優先し、後述のバングレイからの制裁や等身大巨大両方での撃破と再三に渡って敵前逃亡する背中を背後から攻撃されている等、武闘派の多いチームアザルドにしては若干弱い印象がある。
しかしながら、戦闘が省略されているもののトウサイを後一歩まで追い詰めるなど、本気になればそれなりの戦闘力を発揮するようである(尤も、強大すぎるバングレイの出現により、彼のかませ犬にされている可能性も否めないが)。
モチーフや能力のワードを捻ったネーミングを持つデスガリアンのプレイヤーとしては珍しく、モチーフの英単語をそのままネーミングにしている。
また得意ジャンルが「海戦アクション」だったり、軍艦をモチーフとした外見だが、終始海上ではなく陸上のみでの活躍だった。
『野性解放』のコメントでは、当初は「手旗信号を能力やブラッドゲームに使うプレイヤー」で、体表面の模様テーマが「錨」だったが、後々に登場するドデカイオーと被ってしまうことわけで、体表に「レティクル」を配したものに変更されたという。
最終更新:2019年06月08日 00:04