【詳細】
多人数プレイ用ライダーガシャット、ドラゴナイトハンターZのデータを元に実体化した
バグスターの完全体。
パラドに並ぶバグスターではリーダー格の存在であり、彼が参謀であるならこちらは実働隊長とでも言ったところか。
背中に背負った牙を上下に繋いだような見た目の
グラファイトファングを武器とし、そこから強力なエネルギーを放つ「
激怒竜牙」を必殺技としている。
自ら前線に出てくるだけあって他のバグスターとはまさにレベルが違う戦闘力を持つ。
仮面ライダーもレベル1、レベル2では歯が立たず、レベル3でやっと互角無いし押されるあたり、彼のバグスターとしてのレベルは3くらいと思われる。
仮面ライダースナイプ/花家大我とは因縁があるらしく、彼を「ヤブ医者」や「彷徨える屍」と呼び、大我からも「5年前の借りを返す」と敵意を向けられている。
実は現時点で確認できるバグスターの中で数少ない「完全体」。
つまりゲーム病に感染した宿主を殺し、実体化を果たした唯一のバグスター。
彼が感染したベースとなる人間は百瀬小姫という少女で、現在ブレイブに変身する鏡飛彩の恋人。
5年前ゲーム病に感染した小姫は、当時医者になるべく勉強中だった飛彩に心配をかけさせないようゲーム病であったことを黙っており、
加えて当時唯一の仮面ライダーだったプロトスナイプが駆除に失敗したことで宿主を殺し、完全に実体化を果たした。
上述のスナイプとの因縁はそこにあり、加えて現在その事実を知った飛彩からは恋人の敵として憎まれている。
宿主であった小姫とは似ても似つかないが(というか性別すら違う)、彼女の記憶はすべて所持しているらしい。
当初は檀黎斗がライダーガシャットの開発とデータ収集に専念していたためか、彼がウイルスの散布と感染者の監視を担当しており、
右腕にパッドモードのガシャコンヴァグバイザーを装着しバグスターウイルスをばら撒いて感染者を増やしていた。
人間態である長身の青年としての姿で
4本のガシャットをゲンムコーポレーションから盗み出してそのデータを元にバグスターを作り出す。
だがその際に仮面ライダーたちの前に現れたことで人間態とグラファイトの関係性が周知の事実になってしまったことで、
黎斗が考えていたゲンムの正体をグラファイトとして誤認させる作戦が使えなくなり、後に彼の八つ当たりを受けることに。
このあたりからバグスターの繁栄よりも違うことに集中する黎斗の思惑とは別の独断行動が目立つようになり、
それを咎められヴァグバイザーを没収されるも、プロトドラゴナイトハンターZガシャットを盗み出してそれを使うことで
パワーアップ。
大勢の人間にウイルスを完成させ、世界をバグスターで支配するという野望の元、仮面ライダーたちを抹殺するべく行動するが、
ドラゴナイトハンターZを4人で共有しその真価を発揮したライダー達に圧倒され、全員の放ったドラゴナイトクリティカルストライクを受け爆散。
プロトガシャットを残して消滅し、プロトガシャットを盗み出したところを目撃されていたパラドからは「ご苦労さん」と労われた。
幹部クラスのまさかの序盤退場…と思いきや、第24話にてパラドの手で復元され復活。
そのことに一旦は戸惑うも、彼は完全体のバグスター故に復元は何度でも可能であったことが判明する。
そして上級バグスターとして
レベル99の力を獲得し、ライダー達と激突するかと思われたが…
【余談】
名前の由来であるグラファイトとは炭素から成る元素鉱物のこと。黒鉛、と書くと鉛筆に使われてるアレである。
最終更新:2020年10月24日 04:15