「それが究極の救世主の力か?聞いて呆れる!」
【名前】 |
エリードロン |
【読み方】 |
えりーどろん |
【声】 |
黒田崇矢 |
【登場作品】 |
宇宙戦隊キュウレンジャー |
【登場話】 |
Space.1「宇宙一のスーパースター」~Space.5「9人の究極の救世主」 |
【所属】 |
宇宙幕府ジャークマター |
【役職】 |
カロー(イテ座系担当) |
【出身】 |
惑星オジカゾ(イテ座系) |
【オジカゾ星人特有器官】 |
甲冑と一体化したような金属ボディ |
【装備】 |
エレクトロングボウ |
【分類】 |
合金宇宙人 |
【プロフィール】 |
ジャークマターの圧倒的な恐怖と強さを信念とする宇宙の狩人 |
【キョダインロウ】 |
右肩 |
【モチーフ】 |
弓、エレクトロン合金の牡鹿像 |
【名前の由来】 |
エリート+エレクトロン合金? |
【出身星の由来】 |
牡鹿像(おしかぞう) |
【詳細】
イテ座系の全ての惑星と
ダイカーンを統率するイテ座系カロー。
オジカゾ星人特有の金属ボディに大気中の微量な電気を帯電させて増幅する能力を有し、高電圧のサンダーアローを無数に放つ長槍弓「エレクトロングボウ」で武装している。
凄まじい破壊力の弓撃を広範囲に射る遠距離戦の他、エレクトロングボウの槍術による接近戦をこなし、ダイカーンの上の立場として高い戦闘力を誇る。
自身は「カロー」という高位の立場であり、ショーグンの
ドン・アルマゲとも直接やり取りを行える程の立ち位置だが、自身でも彼の正体は知らない模様。
「宇宙を支配する為に必要なのは『恐怖』」という事を考え、あらゆる存在を恐怖で縛り付けようとしている。
Space.1で惑星クロノスの征服をアルマゲに報告するが、キュウレンジャーに遅れを取った事を糾弾され、衝撃波で吹き飛ばされて、キュウレンジャーの抹殺を命じられる。
Space.2で惑星ジガマに来たラッキー以外のキュウレンジャー4人を
インダベーを伴って襲撃する。
インダベーの全滅後に姿を現し、エレクトロンボウによる広範囲攻撃で圧倒するが、「9人揃うまで無理はできない」とキュウボイジャーで4人が撤退した為に自身も立ち去った。
Space.3でキュウレンジャーでありながら他のメンバーと対立していたスティンガーを手駒として引き入れ、連れ歩くようになる。
Space.5で自身に歯向かった小太郎とその弟を始末するようにスティンガーに命令する。
実は彼はショウ・ロンポー司令がジャークマターに送り込んだリベリオンのスパイであり、「子供を始末するのは自分の主義に反する」としてスティンガーが離反してしまう。
当時のキュウレンジャー8人を呼び出した場にも連れて来た事もあり、皮肉にもキュウレンジャーが「9人の究極の救世主」として全員揃ってしまう。
スティンガーの事を疑い、自身で監視する為に連れ歩いていたのだろうが、それが完全に裏目に出てしまうハメになった。
5人までのキュウレンジャーを相手には追い詰めていたが、9人揃ったキュウレンジャーの抜群のコンビネーションに瞬く間に追い詰められ、オールスタークラッシュを受け敗北。
その直後、地下から出現した専用の
ビッグモライマーズで宇宙に逃走する。
ユメパックンもキュウレンオー(01,02,03,05,07)に瞬殺され、ビッグライマーズもキュウレンオー(01,02,03,05,07)と他のキュウボウジャー4体の合体必殺技「キュウレンオースーパーメテオブレイク」を受け、最期はビッグモライマーズの爆発に巻き込まれて葬られた(その際に
「ジャークマター万歳!ドン・アルマゲ様に栄光あれ!」と叫んでいる)。
space.25で惑星トキが
テッチュウの攻撃による爆発で時間が歪み、ラッキーの記憶の一部から実体化した幻影として彼の前に姿を現す。
しかし、以前よりも強くなったシシレッドに敵う筈もなく、タイヨウシシレッドのパンチを受け爆散した。
【余談】
上述の通りにカローとして高い実力を持つが、たった5話でスピード退場した不遇な怪人だった(後に登場する
テッチュウはたった3話で退場した)。
「イテ座系のカロー」という事でモチーフは弓のようだが、頭部は
ドラゴンのようにも見える。
モチーフとしてヒッタイト古王国時代遺跡から発掘され、紀元前2500~2200年頃にかけて繁栄したエレクトロン合金(マグネシウムを主体とした合金)の牡鹿像が組み込まれている。
100年程前にドイツで発見された技術だが、当然ヒッタイト古王国時代には存在しない技術の筈であり、「どのように作られたのかは不明」という事でオーパーツとなった。なお、『ザ・グレートラッキーヴォヤージュ』のコメントによれば、デザインコンセプトは「狩りを楽しむ中世貴族」。
最終更新:2019年03月10日 22:47