ゲムデウスマキナ

「さぁ、究極のゲームを始めよう! I am God!」

【名前】 ゲムデウスマキナ
【読み方】 げむでうすまきな
【声】 Bro.TOM
【登場作品】 劇場版仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング
【分類】 バグスター
【データ元】 不明(仮面ライダークロニクル Or ハリケーンニンジャ?)
【感染者】 ジョニー・マキシマ?
バグスターユニオン 存在しない
【特色】 剣技、各バグスターの特殊能力
【モチーフ】 ドラゴン、剣
【関連ページ】 ゲムデウスバグスター
超ゲムデウスマキナ

【詳細】

マキナビジョンの社長、ジョニー・マキシマが変身したゲムデウスバグスターの別個体。

等身大が基本の姿で倒されると裏ボスとして超ゲムデウスとなるゲムデウスバグスターとは逆に、超ゲムデウスマキナと呼ばれる超巨大な姿が本来の姿。
こちらの姿は力を抑制化されたことで等身大まで縮小化した状態である。
この姿になるとゲムデウスとカラーリングが異なるだけで瓜二つであるが、戦闘力も若干攻撃範囲が小さくなっただけで極めて驚異的。

宝剣「マキナスラッシャー」と宝盾「マキナランパート」で武装し、マキナスラッシャーは赤黒いエネルギーを斬撃に合わせて飛ばし、
マキナランパートは縮小版超ゲムデウスマキナのマキナファーブニルのようなムチを自由自在に操って敵を薙ぎ払う。

マキシマがどうやってこの力を手に入れたのか劇場版では大部分が明かされることのなく終わってしまったが、「仮面ライダー図鑑」による紹介文では
第41話ラストでグレングラファイトバグスター(レベル99)が消滅した後、残された彼のガシャコンバグヴァイザーに残留するゲムデウスウイルスを利用し、
幻夢コーポレーションからガシャットとゲーマドライバーの設計図が盗みとったことで仮面ライダークロニクルの改造システムを構築したとされる。
それに合わせ南雲影成の娘、星まどかを利用して特殊なガシャットロフィーを精製させることでそれを吸収しバグスター化した。

ゲムデウスの2Pカラー…ないし色違いとは言えその戦闘力は極めて強大。
その巨体の攻撃は最大級のレベルに変身した仮面ライダー達をたやすく圧倒し、力を抑えた状態であってもレベル100のブレイブと互角以上の接近戦を演じてみせるほど。
その状態でも力が大部分抑え込まれた状態であるあたり、その全能力は凄まじいものであることがわかるだろう。

南雲の計画を支援していたが彼から裏切られ、ハリケーンニンジャのウイルスに感染し昏倒。
だが救出を拒みVR空間に残った彼の娘である星まどかと顔を合わせ、彼女のお陰で自分は全知全能の存在になれると言い、
彼女が作り出したガシャットロフィーを吸収することで、バグスターへと変貌した。

そして南雲の計画がエグゼイドクリエイターゲーマーの力で破綻すると現実世界に帰還し、ライダーたちの前に現れゲムデウスマキナとしての力で襲いかかる。
ライダー達を圧倒するも、パラドと檀黎斗がマキナの体内で力を抑制したことで等身大の姿へと弱体化。
その場は撤退しマキナビジョンの社長室で力が回復するのを待っていた。

そして1日も断たずに本来の力を取り戻し、ラスボスとしてライダー達をゲームオーバーにせんと迫る。

しかしまどかの手術を終えて駆けつけた永夢がムテキゲーマーに変身すると、ゲムデウスマキナの力を持ってしても追い詰められていき、
最後はハイパークリティカルスパーキングで身体を貫かれ爆散した。

【余談】

スーツは本編に登場したゲムデウスバグスターの塗り替えと思われる。

ジョニー・マキシマがどうやってゲムデウスの能力を手に入れたのかは上述の通りよくわからないが、
ハリケーンニンジャは幻夢コーポレーションのサーバーからハッキングしデータを盗用したものであるようで、
その際に仮面ライダークロニクルのデータを複製し、ハリケーンニンジャガシャットに組み込んでいた可能性がある。

ハリケーンニンジャのウイルスに感染した人間はVR空間に意識を飛ばされるが、
その空間の内部で星まどかが自分がやりたかったことを叶える度に「GAME CLEAR!」の音声が鳴りガシャットロフィーが形成されるのをポッピーが目撃している。

マキシマはそのガシャットロフィーを吸収することでゲムデウスの能力を手に入れたと見ることが出来、
ゲムデウスの出現条件が「ガシャットロフィーを全て手に入れること」であるため、仮面ライダークロニクルのデータを複製して条件を変更し、
少ないガシャットロフィーでもゲムデウス出現の条件を満たせるよう調整していたとも考えられる。

またバグヴァイザー本来の持ち主であったグラファイトはゲムデウスウイルスをバグヴァイザーで採取し、
自分の体で培養していたため、ウイルスのデータがバグヴァイザー内部に残されていたと見ることもできよう。

上記の考察はだいたいあっていたようで、仮面ライダー図鑑によって幻夢コーポレーションから盗用したガシャットとゲーマドライバーの設計図、
グラファイトが培養していたゲムデウスウイルスを彼が使っていたガシャコンバグヴァイザーから入手することでハリケーンニンジャという世界を破滅させるゲームを作り出したことが明らかとなった。

南雲影成が裏切らずとも、手に入れたゲムデウスウイルスを使えばゲーム病になれたであろうし、
もしかすると劇場版の時点で既にゲムデウスウイルスを使ってバグスター化していた可能性もある。

最終更新:2020年03月25日 17:34