【詳細】
カワセミのような姿のギャングラー怪人。
ドグラニオ・ヤーブンが国際警察に逮捕された事でほぼ壊滅状態のギャングラーの中でも残党として活動していた。
時限タイマー型のルパンコレクション「あの日をもう一度~Hier une fois de plus~」を所持し、それを腹部の金庫に格納して、爆発する光弾を発射して攻撃する。
しかし、それ以外の攻撃手段をまるで持たず、コレクション頼みが結構いたギャングラー怪人達の中でもひときわコレクション依存が高いギャングラーである。
自身の生命線がコレクションであるためか、必死になりすぎるあまり奇行に走ってしまうこともしばしば。
なおこのカーゼミーが持っていたコレクションがギャングラーに奪われた宝物の中でも最後となるものだった。
ポーダマンと共に酒場を襲撃しており、通報を受けた国際警察と、ギャングラーの持つ最後のコレクションを奪うためやってきた快盗達と対峙する。
快盗達はドグラニオの金庫の中にいて決して脱出できないはずだったが、夜野勝利、大平彩、一ノ瀬詩穂がコグレの勧誘とノエルの手ほどきを受け行方不明だったジャックポッドストライカーを探し出し、
それをコレクションアルバムからドグラニオの金庫内部に逆転送することで金庫を開かせ脱出させることに成功していた。
思わぬ再開を涙流らに喜んだが、快盗の衣装に身を包んでいる彼らを見た圭一郎はまだ快盗を続ける気なのかと問いかける。
快盗達の目的は大事な人を取り戻すだけではなく、コグレやノエルの希望を叶えるためにルパンコレクションをすべて集めるのも含まれており、
カーゼミーの持つ、ギャングラー最後のコレクションの他にも、「パトレンジャーの装備」も頂くと宣言。
未だギャングラーの残党がはびこる世の中、そういった連中に対抗するためにもVSチェンジャーらを手放せない国際警察は快盗と激突。
すっかり蚊帳の外に置かれたカーゼミーだったが、倒された描写のないままルパンレッドが快盗として予告をパトレンジャーに叩きつけたところで物語は幕を迎える。
【余談】
カワセミのようなギャングラー、と公式サイトでは紹介されているがジェンコのスーツを塗り替えただけなので丸丸と太っており、カワセミかどうかひと目で判別するのは難しい。
一応体に巻き付いたパーツのいち部が白骨化した翼に見え、頭がカワセミの嘴のような配色にはなっている。
同話で『超電子バイオマン』の2代目イエローフォー/矢吹ジュン役の田中澄子氏とピンクファイブ/桂木ひかる役の牧野美千子氏、『電撃戦隊チェンジマン』のチェンジフェニックス/翼麻衣役の大石麻衣氏、『光戦隊マスクマン』のイエローマスク/ハルカ役の永田由紀氏が僅かな時間ながらもゲスト出演している。
最終更新:2023年05月14日 11:22