アニマシステム

【名前】 アニマシステム
【読み方】 あにましすてむ
【登場作品】 仮面ライダードライブ シークレット・ミッションシリーズ
【分類】 劇中用語

【詳細】

仮面ライダードライブのシークレットミッションシリーズ、「type TOKUJO」にて登場するシステム。
ドライブ本編には一切登場しないものの、ドライブサーガや小説媒体等ドライブの外伝では重要なシステムとなっている。

このシステムは新京大学人間科学部に所属する小田桐正彦という教授が開発したもので、人類を死の概念から解放するという名目で作られた。
人間の脳に宿る意識や精神を電脳世界にアップロード、もしくはダイブさせることが出来るシステムであり、
簡単に言ってしまえば人間をインターネット等のネット世界で活動できるようにするというもの。
こういったシステムはマンマシーンインターフェースとも呼ばれ現実世界でも部分的に実用化されている。

ロイミュード005によれば、ベルトさんことクリム・スタインベルトがドライブドライバーに自身の精神データを移植した行為の進化版。
死の概念から開放できるかはともかく、画期的なシステムであると言えるが、製作者である小田桐はこれを生徒や助手の研究論文をのぞき見て盗作する等悪事に使っていた。使い方がみみっちい。
ハートらに殺され電子生命体になっていた蛮野とも接触していたとされ、小田桐は蛮野の名前を手帳にメモしていたことでベルトさんはかつての友人とも扱っていた男の生存を確信するに至っている。

なお蛮野はアニマシステムを利用して小田桐の肉体に寄生する形で復活をもくろんでいたが、2014年4月8日にグローバルフリーズが勃発。
この混乱に乗じて目的を遂げようとした蛮野だったが、同時期に005のコピー元である西堀光也がシステムの電圧を最大化したため、重加速で体が動けないまま高電圧を浴びた小田桐は急性心不全で事故死してしまう。

このシステムはブレンによってデータを破壊されたものの、グローバフリーズにてプロトドライブに倒されネットの世界にコアの状態で逃げ込んでいた005がこのシステムを発見していたためそれをコピーし別の場所に保管していたことが後に判明する。
005はこのシステムを自身のバックアップとして機能させ、システムに残留思念を残しネットワークを通してロイミュード達が起こした事件の概要やその能力、
ロイミュードに協力した犯罪者等のデータを手に入れていた。

005はアニマシステムを利用して何度も復活を遂げているがそのたびに撃破されている。
しかしアニマシステムをコピーした影響なのか定かではないが、人間の意識をデータ化するそのシステムに回帰していることで人間の復讐心があれば再び復活する可能性が示唆されている。
ロイミュード達の残留データ、世界中に散ったその精神データは一つの器に収束させれば再び復活できる可能性が0ではないことの証明になったため、
ハートやブレン、チェイス等のロイミュード達を復活させる試みが現在も続いている。

最終更新:2023年07月08日 16:40