逢魔降臨歴

【名前】 逢魔降臨歴
【読み方】 おうまこうりんれき
【登場作品】 仮面ライダージオウ

【詳細】

黒ウォズが常に持ち歩いている豪奢な装丁が施された本。

常磐ソウゴがオーマジオウとなり、魔王として君臨する「本来の歴史」を記すとされている。
だが直接文字として書き込んでいるわけではなく、歴史の流れそのものを可視化するシステムになっているのか、
歴史が変動すると記述が変化するという特徴がある。

本来ゲイツはオーマジオウのいる2068年の人間であるため、若い頃の常磐ソウゴとの関わりは無かった。
しかしオーマジオウを弱いうちに叩くべくタイムマジーンでタイムスリップし2018年に移動、さらにそこでソウゴと関わるうちに鎧武編にて、
逢魔降臨歴にゲイツの名前が登場するという変化が生じることとなった。

劇場版では裏の真実が明かされ、本来の歴史を記すというのは大体あっているものの、
魔王として君臨するのはクォーツァー首魁の常磐SOUGOであり、高校生のソウゴでは無かった。
つまりソウゴは、本来の王が君臨するまでの替え玉であり、逢魔降臨歴にかかれていたのはソウゴを替え玉に仕立て上げるため、
クォーツァーが道筋を記した、いわば「替え玉計画書」と呼ぶべきものだった。

劇場版終盤でオーマフォームとして魔王の力を継承したジオウを「祝う」際、ウォズの手で破り捨てられている。

このことから、歴史の変動を感知するとクォーツァー側からの干渉か、もしくは計画書自体が自動で書き換わり、
ソウゴがライドウォッチを集めきる=平成ライダーの歴史を収束させるための道筋を常に提供し続けるのがこの本の本質なのだろう。
なお今の所黒ウォズ以外の誰もこの本に何が書かれているのかを気にしている様子はない。

白ウォズは時間軸が違うためかクォーツァーではないようで、書いた内容を未来に実現させるノートデバイスを持ち歩いている。
「ジオウNEXT TIME」に登場した別存在の白ウォズは逢魔降臨歴とノートデバイスを足したような独自のアイテムを所持していた。

最終更新:2021年01月15日 11:56