時計オルグ

「あっし、生国と発しますは時計屋さん、時計オルグと申します」

【名前】 時計オルグ
【読み方】 とけいおるぐ
【声】 松野太紀
【登場作品】 百獣戦隊ガオレンジャー
【登場話】 Quest18「魔獣、武装!!」
【所属】 オルグ
【分類】 オルグ魔人
【器物モチーフ】 ハト時計
【その他のモチーフ】 渡世人

【詳細】

邪気がハト時計に宿り、身体を作り出した事で誕生したオルグ魔人。

頭部の小窓から現れるハトで時間を操る能力を持ち、振り子を模した剣を武器としている。
時間を止める「タイムフリーズ」、顔面の時計盤の針を逆回転させる事で相手を過去の世界に送る「タイムスリップ」などの技を使う。

狼鬼から魔笛を奪おうとするも失敗し、彼の配下となる。
狼鬼がガオレンジャーを誘き出し、上述のタイムスリップでレッド以外の4人を原始時代に送り、恐竜に口からの火炎放射で襲わせる。

次に江戸時代で4人に岡っ引きや忍者を差し向けるが、忍者はオルゲットとして正体を現した為、「過去の世界が幻影の世界」という事を見抜かれる。
顔面の時計盤の針を逆回転させる事で相手の動きを操る「タイムリバース」などでイエロー達4人を苦戦させるが、イエローに頭部のハトを攻撃された為に現実世界に戻ってしまう。

その後、5人揃ったガオレンジャーに立ち向かうが、破邪百獣剣を受け倒される(その際に「あっしには、ちと荷が重すぎやした!」と叫んでいる)。

その直後、ウルフシードによって再生巨大化する。
自身の能力を既に見切られているが、頭部の小窓から無数のハトを飛ばす「ハト分身」(狼鬼曰く「更なる力」)でガオキングを攻撃し、ガオハンターと共に迎え撃つが、フィンブレードの投擲に怯み、最期は天地轟鳴・スーパーアニマルハートを受け爆散した(その際に「タイムア~ップ!」と叫んでいる)。

【余談】

本編においてウルフシードで巨大化した初のオルグ魔人となる。

時計をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『鳥人戦隊ジェットマン』のジクウマンモス以来の登場となる(時間に関係する能力の怪人は数多く登場し、前作では「時」がテーマになっている)。

シリーズ第36作目第18話にも一人称が「あっし」の怪人が登場している(所属組織も器物がモチーフになっている)。

声を演じる松野氏はシリーズ第32作目でも第18話に登場する怪人の声を演じている(所属組織怪人も器物がモチーフになっている)。
更に次作『忍風戦隊ハリケンジャー』でシュリケンジャー役としてレギュラー出演している。

最終更新:2013年02月28日 19:39