イカデビル

「イカァァ!」

【名前】 イカデビル
【読み方】 いかでびる
【声】 二見忠男(仮面ライダー)
田中亮一(正義の系譜)
関智一(ディケイド、オーズ・電王・オールライダー)
【スーツアクター】 小林貞夫(仮面ライダー)
【登場作品】 仮面ライダー
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
オーズ電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
【登場話(仮面ライダー)】 第68話「死神博士 恐怖の正体?」
【所属】 ショッカー(仮面ライダー)
大ショッカー(ディケイド)
【分類】 ショッカー怪人(仮面ライダー)
大ショッカー怪人(ディケイド)
【異名】 流星怪人
【出身地】 南太平洋サモア諸島沖
【弱点】 隕石を操る誘導装置が内蔵された頭部
【作戦】 流れ星作戦
【出身世界】 1号の世界
【登場世界】 ディケイドの世界
スピンオフの世界
セブンイレブンの世界
【原型モチーフ】 イカ
【その他のモチーフ】 悪魔、髑髏

【詳細】

イカの能力を兼ね備えた改造人間。

作品ごとに設定は異なるが、「死神博士のもう1つの姿」という点は共通する。

【仮面ライダー】

死神博士のもう1つの姿。

頭部には隕石の誘導装置が内蔵され、宇宙から降り注ぐ隕石を自由に操作できる能力を有する。
口から吐く墨は煙幕としても使用でき、ゲソを鞭のように振るって攻撃する他、ギリザメスと同様に「キック殺し」という必殺技を繰り出す。

上述の能力で日本中に隕石を降らせ、日本を大混乱に陥れる「流れ星作戦」決行の為にこの姿となる。
仮面ライダー討伐の為に立花藤兵衛を訓練のトレーナーにするが、彼との訓練中に「誘導装置が内蔵された頭部が弱点」という事を喋ってしまう。

その後、仮面ライダー1号に最後の戦いを挑むが、藤兵衛が1号に上述の弱点を知らせる。
誘導装置をライダーチョップで破壊され怯んだ隙を突かれ、ライダーきりもみシュートを受け敗北し、最期はコントロールを失った隕石の直撃を受け爆散した。

【劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー】

大ショッカーの怪人。原典と同様、死神博士のもう1つの姿。

死神博士がスルメとビールを持つ事で変身し、全身の触手を伸ばして攻撃する他、「イカ爆弾」という隕石を発射する。

怪人軍団を率い、6人のライダー(ディケイド、ディエンド、ファイズブレイド、電王、キバ)を迎え撃つが、ディケイドとディエンドは他の4人をファイナルフォームライドで変形させる。
最期は3人(ディケイド、ディエンド、デンオウモモタロス)の「俺達の必殺技・ファイナルアタックバージョン(ディケイドフォトン、ディエンドエッジ、ディケイドファング)」を戦闘員9怪人同時に受け爆散した。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

原典と同様、ショッカーの怪人として登場。

過去の世界では再生怪人の1体としてライダー達を迎え撃つ。
処刑広場の決戦ではガラガランダやガニコウモルと共に電王クライマックスフォームとNEW電王を迎え撃つが、最期は「俺達の必殺技・ベスト3」なる攻撃を他の2体と共に受け爆散した。

【余談】

髑髏のような頭部を持ち、死神博士のマントのような意匠が見られる上半身には巻貝やヒトデが張り付いている。

ネーミングの「イカデビル」は死神博士のいたヨーロッパの一部地方では「タコ」と「イカ」を忌み嫌っている事に由来する。
イカのモチーフ自体はそれ以降の仮面ライダーシリーズにも比較的よく使われている

『仮面ライダー』で死神博士の正体は当初「ギリザメス」の予定だったが、仮面ライダー1号/本郷猛役の藤岡弘氏がTV局とスケジュールの事で揉めて2週間蒸発してしまい、それを補う為に急遽変更された(イカデビルと同様、ギリザメスにも死神博士のマントのような意匠が見られる)。

原典での口癖は上記の鳴き声だが、『オールライダー対大ショッカー』と『レッツゴー仮面ライダー』では「ゲソォ」。

『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』でリメイクした個体が登場する。

『僕たちの好きな「仮面ライダー」怪人ランキング』で第6位に入った。

『仮面ライダー』で声を演じる二見氏はカミキリキッドの声、アドベンチャーゲーム『正義の系譜』で声を演じる田中氏はゴースターミミズ男などの声も演じている。
声を演じる関氏は『オールライダー対大ショッカー』で仮面ライダーアマゾンの声、『レッツゴー仮面ライダー』で仮面ライダーストロンガーやキカイダーなどの声も演じている。

最終更新:2016年07月11日 19:02