ミュージアム

【名前】 ミュージアム
【読み方】 みゅーじあむ
【登場作品】 仮面ライダーW

【詳細】

『仮面ライダーW』に登場する敵組織。

園咲家が中心となり、人間を理想的に進化させる名目の下、ガイアメモリを開発・流通させている。
トップである園咲琉兵衛は警察組織さえも介入出来ないほどの絶対的な力を持ち、風都における影響力は非常に高い。
活動開始の時期は不明だが、「井坂医師がテラーの姿を目撃」、「ビースト&ゾーンによる現金輸送車強奪事件発生」、「優秀な科学者が拉致され、ガイアメモリの研究をさせられていた」など、少なくとも10年前から活動をしていたらしい描写があった。
『MOVIE大戦CORE』にて10年前からガイアメモリの販売を開始した事が判明する。

ガイアメモリは非合法の物で闇のセールスマン達によって密かにばらまかれている。
組織の中枢部は園咲邸地下深くにある神殿のような場所。
そこにある井戸のような場所で「地球の記憶」を入手してガイアメモリを生産し販売している。

財団Xと呼ばれる支援組織から援助を受けつつ、最終的な目的は「地球の記憶」の解明と掌握にある。
園咲家を「最高の家族」にする事。

また、人間を絶滅させる事無く、永遠の存在とすることも目的としており、星の記憶を全てクレイドールエクストリームに宿し生きたガイアメモリ生産工場とする「ガイアインパクト」を引き起こそうと画策していた。
しかし、フィリップの抵抗によってメインプログラムたる彼の意志と肉体はクレイドールから分離し、テラー・ドーパントもCJXに敗れた事で幹部級はほとんど全滅し、実質上壊滅する事になった。

ミュージアムは「博物館」を意味するが、実際に琉兵衛は風都博物館の館長でもあり、劇中ではそこの学芸員が鳴海探偵事務所へ依頼に来たりしている。

この組織が壊滅してもなお、ガイアメモリは根絶されたわけではなく、ミュージアムが存在した当時に流通していたガイアメモリを使用した犯罪は後を絶たない状況にあり、壊滅から1年後には「ミュージアムを継ぐ者」と称したEXEという組織も誕生している(しかし、EXEも活動開始後に仮面ライダーによってすぐに壊滅したと思われる)。その他にも流出物が多い。

後日談の『MOVIE大戦CORE』でも仮面ライダーとしての仕事は減っていないらしく、照井竜との結婚を控えた鳴海亜樹子は「仮面ライダーアレルギー」とされるほどの仮面ライダー嫌いになってしまっていた。

最終更新:2013年01月10日 17:10