アビスラッシャー

【名前】 アビスラッシャー
【読み方】 あびすらっしゃー
【登場作品】 仮面ライダー龍騎
仮面ライダーディケイド
【登場話(龍騎)】 第27話「13号ライダー」
【登場話(ディケイド)】 第6話「バトル裁判・龍騎ワールド」
第7話「超トリックの真犯人」
【分類】 ミラーモンスター
【特色/力】 刃がサメ歯状の2振りの太刀、口から吐く高圧水流
水流攻撃(ディケイド)
【モチーフ】 サメ
【契約ライダー】 仮面ライダーアビス

【詳細】


口から吐き出す高圧水流と、サメの歯を模した二振りの刀を武器とする。
剛腕で刀を振るって相手をなぎ倒す凶暴性を持ち、高圧水流は相手の動きを止めてしまう。
名前が似ていることと、サメ型モンスターという共通点からアビスハンマーと近似種と思われるが、ディケイドでの共演以外で一緒に行動しているシーンは無い。

公園で遊ぶ少年、拓也を襲おうと出現するが偶然通りかかったナイトに阻まれ、圧倒されたため高圧水流を放出していったん逃走。

その、再び拓也を狙って出現するが、彼にライダーの怖さを教えるためわざと力を抑えて戦うナイト相手に善戦するも、ゾルダが戦闘に割って入ってきてしまったためやむを得ず手早く片付ける必要が出てしまったためナイトサバイブの疾風断とゾルダのギガキャノンの連続攻撃を受け爆散した。

【仮面ライダーディケイド】

龍騎の世界にて仮面ライダーアビスの契約モンスターとして登場している。
アビスハンマーとともに契約し力を与えており、上記の鮫の歯を模した剣「アビスラッシャー」をソードベントとして、さらに頭部を模した水流を放つ手甲「アビスクロー」をストライクベントとして貸与える。
またファイナルベントなどの効力でアビスハンマーと合体しアビソドンとなる。

アドベントのカードにはアビスラッシャーしか描かれていないが、他のミラーモンスターも使役出来るというのはインペラーに似た契約方式。
しかしインペラーの場合、契約しているのはギガゼール1体のみで、引き連れている他のレイヨウ型モンスター達はギガゼールの能力で意思疎通をしているだけの野良モンスターである。
アビスは仮面ライダー図鑑でも明確にアビスラッシャーとアビスハンマーと契約していると記されており、他のミラーライダーと比べても例外的な存在と言える。アビスハンマーもカードに描いてあげても良かった気もするが…

【余談】

モチーフはサメ。
パニック映画等でよく見るような口を開けたサメを正面から見たものを人型デザインに落とし込んだものとなっている。

龍騎本編では野良モンスターでしかなかったが、仮面ライダーディケイドにて龍騎をメインとした話の際に契約モンスターとして昇格。
ミラーライダーの可能性を更に広げるものとして情報公開当時は驚きとともにファンからは好意的に受け止められた。

ディケイド本編を見る限り、契約することで与えられるカードは「アドベント」、「ソードベント」、「ストライクベント」、「ファイナルベント」の4種類。
この内ストライクベントはアビスクローを呼び出すものと、アビソドンを呼び出して砲撃させるタイプで効果を選択できるという珍しい効果を持つ。
ゾルダも全く同じ名前のカードを複数もつが、そちらはAPが異なり装備する武器が全く異なる別種のカードとなっている。

ソードベントで呼び出される太刀は、おそらく龍騎本編で登場した際に装備していた武器の流用。
アビスクローはアビスラッシャーのスーツの頭部を流用…しているかもしくは新造されたと思われる。

最終更新:2023年07月08日 19:53