トリロバイトアンデッド

始「アイツは怒りを力にする。俺への憎しみが、アイツの数値を上げているんだ」

【名前】 トリロバイトアンデッド
【読み方】 とりろばいとあんでっど
【声】 塩野勝美
【登場作品】 仮面ライダー剣
【登場話】 第7話「囚われた2号」
第8話「甦った者たち」
【分類】 アンデッド
【スート】 スペード
【カテゴリー】 7
【ラウズ】 メタル・トリロバイト
【生物モチーフ】 三葉虫
【特色/力】 右腕の装甲板、左腕の爪
【余談】 三葉虫の英名(Trilobite)

【詳細】

スペードスートのカテゴリー7に分類されるアンデッドの1体。三葉虫の祖たる不死生物。

水棲のアンデッドで普段は海底に潜んでいるが、獲物を捕獲する際は闇に紛れて上陸し、鉄塊を容易に刺し貫く左腕の2本爪と左肩の2本角を手裏剣のように飛ばして攻撃する。
全身を覆う甲殻の鎧には銃撃も通用せず、更に右腕部の装甲は戦闘時において盾の役割を持つ。

伊坂に捕らわれると利用され、恐怖から融合係数の低下を招き、ギャレンに変身できなくなった橘を襲おうと目論む。
しかし、停電になった隙を突かれ、ブレイドのライトニングブラストを受け封印された。

封印後のカードは「身体の硬質化」という効果を持ち、銀色に一瞬変化する身体であらゆる攻撃を無効化する。
劇中でブレイドはこのカードを使用せず、ブレイドをの能力をコピーしたトライアルEディケイドがブレイドに変身した際に使用している。

【余談】

デザインを担当した韮沢靖氏によれば、「半身の金色が三葉虫の表、半身の黒色が裏を意識したデザインとなっている」らしい。
しかし、登場シーンが暗い場所となっている為、映像では確認しにくい(テレビ朝日公式サイトや仮面ライダー図鑑等のスチール写真では確認しやすい)。
そのコンセプト故か右半身は複数の三葉虫が張り付いたようなデザイン。

54種のアンデッドの中で絶滅動物をモチーフにした唯一の個体となる。

三葉虫は「2億5千万年前に絶滅した」とされ、前回のバトルファイトどころか、1万年に1度開かれるバトルファイトを2桁近く負け続けている事になる。
尤も同個体がバトルファイトを制した場合、絶滅した三葉虫が復活する可能性もあるが、そうなると他の絶滅動物がどうなるのかは疑問として残る。

放送当時に発売された格闘ゲームでは使用可能キャラの1人として登場。
同個体を倒してもそのカードは使用できない。


最終更新:2023年03月20日 01:59