2S9ノーナ-S 120mm自走砲

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ソ連製の自走迫撃砲。 本車は、BMD-1空挺戦闘車両の車体に120mm直射・迫撃両用砲2A60を装備した砲塔を搭載している。これは、迫撃砲のような曲射と、通常砲のような直射の両方が可能というユニークな砲である。自動装填装置を採用し、発射速度は毎分7発である。ただ、自動装填装置の関係で砲塔は左右に各35度ずつしか旋回できない。 対戦車用にHEAT弾(貫徹力600mm)も用意されているが、有効射程がわずか1000m程度しかないので、自衛用の域を出ない。 空挺部隊用とあって、投下時に転輪を折り畳むこともできる。因みに投下にあたっては専用の車台に搭載され、着地直前にロケット・ブースターに点火することでショックを軽減するが、実戦において空中投下された事例はない。 ソ連・ロシア製車輛らしく、浮航性能も持っている。 軍に於ける本車の評価は高く、空挺部隊のみならず海軍歩兵隊にも採用されている。具体的にはホバークラフト型強襲揚陸艇“ボモールニク”に2輛を搭載し、上陸作戦に使用する。 輸出実績はなく、本車を使用しているのは今のところロシア軍だけである。 正式採用は1981年だが、1979年からアフガニスタンで実戦に投入されている。西側は1985年の革命記念パレードにおいて本車を始めて確認した。 シベリア特殊部隊では[[自走重迫撃砲中隊]]に9両が配備予定。

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