登録日:2010/04/11 Sun 09:32
投稿先ATモブ地区物語冒頭
更新日:2014/08/15 Fri 15:01:44




サドシェロア地区


 アトラス・テクトラクタ第3リングコロニーに存在する町。
 東京湾の25倍ほどのサイズを有する大型の海洋バイオコロニー、ユショーラ・コロニーがすぐ近くに存在し、空が開けている。
 AT内の準リゾート地としてEUC2040年頃に都市開発をされている。その都市計画の主任こそ、他ならぬエリーグル大財閥の都市計画家、マクリーン・パムラである。また、エニエット・コルリフネが生まれたのがまさにこの再開発の最中だ。

 元々、スラム・・・というわけではないにしても、決して栄えていたとは言い難い地域である。
 ビルがズラーっと並んでいる訳ではなく、建物の高さに景観条例が設けられて建物類も一部を除いて、高さ40m程度に抑えられており、開けた視界と、オーシャンビュー(人間レベルの視力なら海洋コロニーで向こうの建物群が見え見えということにはならないくらいの規模はある)が確保されている。

主要スポット

(整備中)

居住人物

家族などはまとめ、その他の人物はまとめる。
※1「混血」は特に注釈がない限りオリオン人の混血を指す。


エニエット一家

 オリオン人混血で、喫茶店「カルビッシャ屋」を一家で経営。ただし長男はエリーグル大財閥の傘下企業で仕事中。

エニエット・ヴァイセン カルビッシャ屋の店主の男性。普段は財務などをしているがイベントのときなどは
職人としての顔を見せる。
エニエット・ピチェン カルビッシャ屋で料理人を務めるヴァイセンの妻。地域の顔役としての側面もある他、
スピオアレスの血が少し入っており治療術も可能。
エニエット・トゥード ヴァイセンとピチェンの長男。現在はエリーグルで仕事中。結構頼れる人物。
エニエット・カジン ヴァイセンとピチェンの長女。風呂が大好きでラフテンバーラ総合保養の支店に行っては、
よく湯船につかっている。
エニエット・コルリフネ ヴァイセンとピチェンの次女。学校に通う傍ら店の手伝いもしている。とても人懐っこい性格。実はメカに強い。

デザイン・プロフィール:モチーフはリリカルなのはに登場した喫茶店「翠屋」である。ただし、あくまでもモブ喫茶として採用しており、一騎当千の強兵がいたりとんでもない魔法少女が生まれたりという設定は残らずオミットし、独自の設定を加えている。

シトロウス姉弟

 ウィリディナン。揃って情報オタク。

シトロウス・エクターヤ AT版ニコニコ動画からあれよあれよと情報を探り出す映像オタク。口は悪くアスルミータといつもケンカをしているが根は一生懸命。引きこもりがちと思いきやしっかり者で隠れた頭脳派。
シトロウス・ファップリング 捜査局コーボナル・ミーナについて見習いをしていて、検索能力はかなり高い。いつも頭にラスケプル園芸店で購入した花を飾っている。
デザイン・プロフィール:最初に設定があったのはエクターヤの方で、元ネタはハヤテのごとくの橘ワタルである。その後、「とある魔術の禁書目録」に登場した初春飾利を考案するに際して、共通点が多いことから姉弟としたもの。

シリュカール一家

 サーズニック。クルギンの母親は早く他界している。

エルバラ・シリュカール 男性で、元裁判官というインテリながら、男手ひとつで娘を育て上げた。娘は自慢の娘だと思っているが、一方で人間的情緒に疎く育てすぎたかなぁと反省気味。
クルギン・シリュカール 片目だけが真っ赤なエルバラの娘。神族生まれと疑われるほどのスペックを持った文武両道の完璧超人だが料理は超下手。シェロア学校に通うコルリフネのクラスメイトだが、気性が激しく周囲を恐れさせている。
デザイン・プロフィール:元ネタは灼眼のシャナのシャナとアラストールである。既に別のモチーフキャラもいるがそちらは戦士系で活躍する予定なので、それとは別にシャナの学校シーンなどを思い出しながらモブキャラとして編み込んだ。

シェボクタン旅館関係

 中型の旅館。料理の評判はよく彼らのエリーグルへの融資依頼の持ち込みが再開発の一つのきっかけになる。
ラシズ・サスバーナ 混血の女性で旅館の豪快な女将。経営方面は実質的に一人で切り盛りしている。パイマンテン会のチンピラを撃退した武勇伝も持っている。
ラック・リザン 混血で両親のいない少年だが天才料理人であり、シェボクタンに住み込みで働いている。

デザイン・プロフィール:最初はモブ作りの希望に合わせてラシズ・サスバーナの設定を置いていただけであったが、その後「ミスター味っ子」モチーフにラック・リザンを作って絡め、更にサドシェロアを作った時にサドシェロアに配置したもの。

捜査局関係


カルマデス・ビンゴン ワイプルンドの男子。防災局の士長。高い運動能力でレンジャーとして活躍。普段から体表に火や水に対応できる薬を塗っている。
コーボナル・ミーナ ディメリアンの女性。高い感知能力を持つ。捜査局の警部で元々裏社会でいい所まで行っており、そのコネを今も捜査に多用する。
ケジール・トルーナン ロイゲールの男子。捜査局警視正でユショーラ近辺を総括。厳格な性質で慕われつつも恐れられる。

デザイン・プロフィール:ミーナの元ネタは「とある科学の超電磁砲」の透視能力者、固法美偉であり、年始に見て捜査局への抜擢を決めたもの。トルーナンは元ネタは特にいないが、厳格系の上司として考案した。

トーネ姉妹

 双子のサーズニック。二人でラスケプル園芸店を営む。

トーネ・エメルディ 左は赤、右は緑目のオッドアイの女性。性悪ツンデレだが色々な惑星の植物をコレクションしている。ケルヴィス・レイナーとも知り合いで惑星ヴァルキアスの植物の情報を教えている。
トーネ・クアマリス 右は緑、左は赤のオッドアイの女性でエメルディの双子の妹。意外にもメカに強く大仕事は彼女の仕事。

デザイン・プロフィール:元ネタはローゼンメイデンの翠星石と蒼星石である。既に特級の人物を作っているのだが、庭師ということなので園芸店をさせてモブに編み込んだ。

ベルク姉妹

 オリオン人混血だが、神族の血も混ざっているらしくスペックはやや高い。両親は健在だが休みにならないと戻ってこない。

ベルク・アスルミータ 赤髪を三つ編みにしている少女で、コルリフネのクラスメイト。コルリフネと比べれば万能に近いがクルギンにはかなわない。しかもなぜかいつもコルリフネに丸め込まれてしまう。
ベルク・シルマリル アスルミータの姉。普段は主婦仕事。気高い上に作法にうるさく大雑把な妹と火花を散らすことが多い。趣味はコスモフォース(AT版の将棋)で、大学時代は鳴らしていたらしい。

デザイン・プロフィール:元ネタはリリカルなのはのヴィータとシグナムである。これまた既存キャラがいるが、戦士属性を取っ払って、一般市民として穏やかな暮らしをしてもらった。

ムンガルド一家

 ベイラヴァン混血。名家だが、両親は他界している。

ムンガルド・チェッカー コルリフネのクラスメイトで再開発中に生まれた。おどおどした面が強いが運動能力はかなり高い。
ムンガルド・レイカー チェッカーの姉。吸血性の体質を気にしてあまり人と交渉したがらなかったが、マクリーンには心を開いた。
デザイン・プロフィール:元ネタはとらいあんぐるハート3&リリカルなのはに登場した月村一家である。そもそも吸血鬼としてのベイラヴァンの設定のインスパイア元は他ならぬ月村一家なので編み込みを決めたもの。

ユショーラ・コロニー管理スタッフ

 バイオコロニーの場合、管理スタッフなしで運営することは難しい。サドシェロアの場合疑似海洋コロニーであるため、海洋系の種族がスタッフをすることが多いようだ。

アトゥル・ケナモルス 宝石で自分を飾るのが大好きなウェスリアーヌの女性。マール・メアゴロンは同僚で夫。子どもが生まれるのが近く、産休に入っていた際にスパイ騒動に遭遇する。
ウェザク・ダオーマ ヴィラッシュ(GDWビラ星人)男子。態度のでかいエリートだが乗せられるとすぐにその気になってしまう扱いやすい人物。
ジェイバー・リオン エルバイン地区の管理スタッフの一人。困っているものを動物でも人で放っておけず、そのために自分が危険になることもしばしば。
ビフリン・エリメス セリラクティス女子。海洋生物が大好きでワフキーゼ海鮮市場にも顔が利く人気者。すぐに人に媚びていいように扱ったりする。
マール・メアゴロン ウェスリアーヌの男性でコロニーの海の流れを管理する。立派な角で他の同族からも惚れられている。高給取りだがあまりいい暮らしはしていない。

デザイン・プロフィール:最初はバイオコロニー管理スタッフとして設定があっただけのエリメスを、サドシェロア地区設定独立に際して抜擢したもので、その後Gma氏から同僚設定が登場した。

その他


個人名 概要 元ネタ
オルディッシュ・
メーパシグ
カンダハーラの女の子。人見知りが激しく、他人を激しく拒絶して一時は誰とも会わず、
コルリフネすら追い出して泣かせていた。やがてマクリーン・パムラと出会って立ち直る。
ローゼン
柿崎めぐ
キラーガ・
セブティ
ヒュドロテラーのフライヤー職人。元々イストカーサ紹介の腕のいい職人だったが、娘を
違法改造フライヤーの事故で亡くし、解体の仕事しか引き受けなくなって閉じこもりがち。
オリジナル
コマジオリ エルバイン地区のコロニー内に住むオリオン人。自給自足の暮らしをしている。コロニーの生態系には詳しいがコロニー管理局はあまり好きではない。 ロビンフッド
サティメル・
リィーネ
オリオン人混血でコルリフネの後輩。劣等感の余り違法薬物に手を出して体を壊した
過去を持つが、今は大体立ち直っている。恐るべき求心力の持ち主でもある。
とある科学
佐天涙子
チェリオ・
ピューラ
引きこもり気味だったヴァドピクトの少年。フルハニが太刀打ちできないデザインの天才。
学校には通っていない。
ローゼン
桜田ジュン
チコ・ルキヌ・
レフカムイ
水中で生活するタマサカルカで、話してみれば気のいいおじさん。
普段はブレドランと言う今川焼のような食品を売っている。
オリジナル
チョジアス・
ケスラン
リンガロイムの男性でワフキーゼ海鮮市場で働く。
いなせな人物で気に入らないことは札束で頬を叩かれても拒否する。
オリジナル
ファルシオ・
ニコロウン
ユスラビオン男子で弁護士。元裁判官だが辞めてしまい現在は法律事務所を持っている。
かなり有能だが頼まれると断れない性格で筋の悪い事件まで引き受けてしまう。
オリジナル
フルハニ・
リディア
フェニキャム女子のファッションデザイナーだがフォーグ・カナリウムの熱狂ファンで
収入の大半をそっちにつぎ込む。
ローゼン
草笛みつ
ポッド・ファルク アナリアンの血がかなり濃い混血の男子で、コルリフネのクラスメイト。
計算高く入念に計画を練るタイプだが、なぜかすぐ貧乏くじを引いてしまう。
将来ケイロアス星間大学に入りたいと思っている。
灼シャナ
池速人
マクシム・コーヴェン リーヴェアシス男子でセスニッヒ教会の男性老聖職者。地域の信望は厚い。
ファルシオ弁護士の友人でもあり、弁護士が解決できることだと彼に話を持ち込むことも。
オリジナル
マクリーン・パムラ 闇の羽を持ったセラムの変種。EUC2040年からのサドシェロア地区の開発主任で
エリーグル大財閥の役員。外見はかなり変わっているが基本的には社交的な人物。
ローゼン
水銀燈
ミャルトップ ハーディシアン。元傭兵で金を沢山貯めてしまい、今は遊び暮らしている。本性はドSだがとんでもないオタク趣味でもある。 「ニャル子さん」
ニャル子
メトロン メトロニアン男子。かつて惑星アークで暮らしていたメトロン星人本人。アークに対してしばしば悪態をつくが、暮らしていた下町は懐かしい模様。 ウルトラマンマックス
メトロン星人
ユリシーズ・
クライレル
バジェロットの男子。知識欲が旺盛で、古物に詳しい学芸員。 リリなの
ユーノ

デザイン・プロフィール:ATに、海沿いの町として作ってみたリゾート地区である。
名の由来は灼眼のシャナの主舞台である御崎市(強引に三崎と読み替えたが)と魔法少女リリカルなのは1・2期の主舞台海鳴市から海鳴りの英語、シーロアーから来ている。もちろん直接のモチーフではないが、今後作中の舞台をモチーフにスポットを作ることもあるだろう。
Gma氏がモブ的景観を描きたいという主張を以前からしており、多少なりともモブ系のキャラや組織を入れていたものの、あまりにも広大すぎるAT(人口だけで日本の億倍に達する)では、漠然とモブキャラや小型組織を置いても密度が薄すぎ、人と人とがつながらず物語がちっとも深化しないため、コンパクトな箱庭を用意したものであり、関係者は既に多数Gma氏、白銀の双方が多数作っている。(モブ景観を描くならば、もっと早くこの手の設定は用意されるべきであったと思う)。マクリーンはじめ白銀主要キャラとの絡みも持たせているが、あくまでも普通の町の一例がコンセプトである。



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最終更新:2014年08月15日 15:01