バチェスカ・ドラーイェン
プロフィール
リヴレイズの女性で、他ならぬ起源神ザイオスを生んだ家系から生まれている。まさに光の化身と呼ぶべき最強クラスの戦士であり、実際「かつては」
アテーン・ミネルクヴァ同様に将来を嘱望されていた存在であった。
ローグリエル大帥軍の大帥で事実上№3にあたるポロテラス・ドラーイェンは兄である。
現在でも
セイヴァネスロードに所属しているが、指揮官としての任務は全く行っておらず、
一番危険な前線に自ら赴くことが多い。彼女の実力を持ってすればほとんどの任務は可能であり、必ず任務を果たして戻る様は羨望の的にすらなっているが、彼女が指揮官をしていないのには重大な理由がある。
彼女は元々セイヴァネスロードに所属する強大な将軍であり、1万3000年前の
シャルバロン危機に出陣している。
シャルバロン銀河系に援軍としてやってきたセイヴァネスロード軍の高位指揮官の一人が彼女であった。
出征軍の総大将格アテーン・ミネルクヴァやシャルバロン系の
ディガス高位大使
シャムギル・インディルナ、アテーンの同僚であった
ヒナエルモスのクリュムネスティル&ティルトスティル(クリュム姉妹)はじめ、多くのセイヴァネスロード高官やディガス高位大使クラスが危険であるから追撃を見合わせることを主張する中、
ここで終末艦隊を叩けば次の侵攻をかなり遅らせられるとしてヴァーツ軍への追撃戦を進言したのが他ならぬ彼女である。
もちろん勝算があっての進言であったとはいえ、そこにはアテーンが功を立てることで、自分は役に立てていない、使命を果たせていないのではと言う焦りもあったようである。
しかし、結果はヴァーツ軍の策にはまる形となり、自身も大規模に負傷。しかも、終末艦隊四天王の一人、ギルヴァに対抗するため自らの闇の力を使いはたして自信の強大すぎる光属性を抑えきれなくなったため、彼女を保護するためだけに何人もの部下が犠牲になった。
ギルヴァはクリュム姉妹が命と引き換えに退け、ギリギリの所で追撃戦は痛み分けで終わったとはいえ、この戦いで失われた人材その他の損害は計り知れないものであった。
彼女の実力から指揮官復帰を望む声は多いが、彼女はそれを断固拒否して常に最前線に赴いている。
半分は死に場所を探しているようだ。
デザイン・プロフィール:イメージモチーフは古代中国の天候神、魃(ばつ)である。ローグリエル大帥軍に太陽神アポロンを考案中、女好き白銀がなぜか女神魃を思い出してしまったため、アポロンより先にエピソードと絡めて練り上げたもの。
魃は中国の天帝の娘で、出陣して敵を追い払った代わりに力を失い、地上にとどまったがエネルギーが強すぎるあまり旱魃をもたらす神になってしまった(魃の字の鬼も本来は女偏であった)という悲劇の女神であり、自身の力を抑えるために闇を持つリヴレイズの設定とも合うと考えてリヴレイズに指名したもの。
将来的には討ち死にしてもらおうかなぁなどと考案中(マテ)
最終更新:2014年08月16日 00:14