ブリッカルヒ
種族の特色
ハドケウリ銀河系プテット腕、
惑星ブリンカムビ出身の開発者種族。
原種にあたる
リギロクスがブリンカムビに移民し、その後亜種化して久しいケンタウルス体格の種族だが、
体毛が若いうちは青っぽく、年をとるにつれて金色っぽくなっていくというのが一つの特徴。
電磁の扱いに優れ、能力的にも中堅の域に入っている。また、放射線に対する耐性も相当に高い。
大気の不安定で、しばしばスコールや雷が発生する上に磁力を帯びた地質の惑星ブリンカムビで原種リギロクスが独自に進化を遂げたとされている。大きな海と軌道リングがあり、都市化が進んでいる。また、都市は半地下。
電気誘導、発生力は鍛えることで様々に用いることができるのだが、「便利な道具」以上のものに使いこなすには相当な訓練が必要。
ところが、その「相当な訓練」が種族の中で幅広く行われているため、けっこう侮れない実力者でもある。
また、電磁技術を扱う能力にたけており、そのため技術力にも優れている。巨砲や戦艦のような大出力的な技術よりも生活道具や護身武器のような繊細な技術の方に定評があるようだ。
ブリッカルヒは原種リギロクスから比べても能力進化が進んでいることから、
能力的にはモブレベルに過ぎないリギロクスの連合、レイギロクス連合に対しては見下しがちな価値観をもっていて、事実上惑星は一匹狼となっており、国民の多くが軍事に関連する技能を持ち、職業軍人率が高いうえに、一般国民に対しても期間は長くないながら兵役義務があり、相応の訓練が施されている。かつての
ナグロスファ友邦軍を始め、危険な少数勢力も少なくないハドケウリにおいて平和を保つために必要と判断されているのと、レイギロクス連合などなくとも自分達はやっていけるのだという自負心の産物でもあると言われているらしい。
とはいえ、
さすがに露骨に戦争を仕掛けることや非道主義に走ることはなく、一線はわきまえた種族である。そもそも同盟惑星が特に多い訳でも人口が多い訳でもないので、防衛戦はともかく侵略行為をするには絶対的に実力が足りないのである。
ただし、軍事に予算を割く率が高いために、公的な支援体制は決して充実しているとは言い難く、スラムも比較的多いのが実情であり、その軍事傾倒が余計な警戒心を抱かれる側面はあるようだ。
比較的親しい種族と言えるのがハドケウリの少数勢力、スティル同盟のトップである監視者
モクスティルナであるが、これも軍事的な期待をできるほどの同盟関係ではないようだ。
個体設定
個体名 |
性別 |
プロフィール |
ティアーム・カムジェイン |
♂ |
アンチサイキック属性の保持者。トラブル属性で結果的に我流格闘術を身につけている。ビオライネルとは恋人とも喧嘩友達とも見えた仲。 (飛石武氏提案キャラ、ネタ元:「とある魔術」上条当麻) |
ビオライネル・シュリビア |
♀ |
100年に1人と言われた強者だったが、自分のクローンが作られていることを知りディガスまで巻き込んだ騒動を起こす。その後アトラス銀河系でベトラーズ事件を見届けた後、ハドケウリで政治家としての道を歩んだ。 (ネタ元:「とある魔術」御坂美琴) |
デザイン・プロフィール:モブ系ケンタウルスとしてのリギロクスを考案した後、GDW世界に「とある魔術の禁書目録」で有名な御坂美琴を作ろうとして作った、電磁力に優れたケンタウルス族である。
体格が青く、やがて金色になっていくのは「青いブリンク」に登場した雷獣ブリンクの意匠も入っており、惑星名や種族名などはブリンクが由来である。
この設定以降、ハドケウリ銀河系の設定は急速に膨らみつつあり、2011年の台風の目となった。
最終更新:2014年01月02日 00:38