エラシュモック道教団


登録日:2011/01/28 Fri 21:43
投稿先GDW新設定草稿(ケンタウルス座銀河群編)No.27
更新日:2013/10/13 Sun 21:20:53



名称 エラシュモック道教団
筆頭 大法正(時代によって変化、後述)
本拠地 ハドケウリ銀河系イローヤ腕、惑星エラシュモック
組織的性質 宗教団体(星間連合となったこともあり)
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概要


 ハドケウリ銀河系の一勢力であった宗教組織。本部は惑星エラシュモックに存在する。

 信仰の教義自体は多種族に受け入れられる無理のないもので、実際幅広く受け入れられている。

 教団自体は相当古くからあったようだが、かつてシトロエラ大戦で発生した難民たちを幅広く保護して支持を集め、一時は30ほどの惑星を傘下に収める小型の星間連合までのし上がっていた。

 人道団体としても名が通っており、強硬だった時代のナグロスファ友邦軍宙域から離れていたことも幸いして、その声望から混沌としたハドケウリ銀河系にあって独立を貫くことができた。(よその勢力は、迂闊に彼等を標的にすると他の勢力から人道的な非難を浴びかねないからだ)
 また、バリクラット条約機構やレイギロクス連合、タマスチルド連邦など、他の星間連合にも信仰の出先となる支部は置かれている。ナグロスファ友邦軍にも、ナグロスファの脱皮後は支部が置かれている。

 信仰の頂点に立つのは大法正(だいほうじょう)とよばれ、強力な魔導師の女子が選任され、それを多数の神官(官僚役)が補佐するという構図になっている。
 また、各支部にも法正(ほうじょう)と呼ばれるトップが置かれている。
 大法正の後継者候補は複数人選ばれ、その中から一人が選ばれる。

 ただし、宗教組織による統治が星間連合クラスに及ぶのはやや無理があり、基準時から未来史にかけて、その統治に限界が見え始めていた。それを解消しようとして、無理な信仰の押しつけや腐敗なども始まっており、組織は内部から崩壊の兆候を見せ始めていた。

 その時期としておよそ基準時の8000年後に活躍するのが、ドリプス・フネットレアエルシエル・クロシェラである。
 8300年後、大法正に即位したドリプス・フネットレアにより、エラシュモックは星間連合としての立場を解散し、改めて一宗教団体となって活躍することとなる。

主な人物

ドリプス・フネットレア ヤックディラ 基準時の約8300年後の大法正にしてハドケウリ銀河系ディガス大使長。
左半身にゼクティアンの魔法陣を彫り込み、大刀と鋼糸を操る高潔な魔導師。暗殺未遂を機にリーヴァス宙域を放浪して様々な事件に立ち会った。
(ネタ元:「とある禁書」神裂火織)
エルシエル・クロシェラ ポロウリー ドリプスの先代の大法正でこちらも優れた魔導師。
ドリプスとも本当は仲がよかったのだが、お人好しな性格で教団の腐敗を放置してしまった。
セトポール・ファロン・パンジート レイラモンディス エルシエルの先代の大法正で、ライアット・ビルシャフナと大法正の座を競った。
穏健で有能であったが、教祖を公開したことで教団は更に混乱を招く。
ザペトプル・カチェファ ハムシュトロ 知られていないエラシュモック道教団の始祖。
戦乱に苦しむハドケウリの現状を見かねた宣教師。ミロユクスの盟友でもあった。
キロス・イルメキア シェトパリル ドリプス暗殺のために神官から放たれたシェルヴァイン流槍術の使い手。
しかし後に狙ったはずのドリプスにお供して放浪することになる。
(G-ma氏提案、ネタ元:「ナウシカ」クロトワ)
ヒフィガ・クロシェラ ポロウリー エルシエルの父親にあたるエラシュモックの戦士。
神族で実力もある割に不遇だったが、娘が大法正後継者となったことで出世。しかし娘の凋落を見ることなく寿命を迎えた。
カルメイス・フネットレア ヤックディラ ドリプスの父親にあたる一信者。
トリッキーな魔術を自在に操ることが可能だが、戦士がトップに立つエラシュモックのあり方に対しては批判的。ゴトロックスの老魔人レフジッコを追っている。
(ネタ元:「人形劇三国志」管輅)
ネシス・ルホラメ ヘクトムルナル エラシュモックの高位官僚神官の1人。
ドリプスがトップに立てば教団はバラバラになると考えドリプスの暗殺を画策したが失敗。後に密かに粛清された。
ライアット・ビルシャフナ ネフヤルギョク エラシュモック道教団の最大支部、バリクラット支部の法正で法正最長老でもある。
外には親しみやすいキャラを振りまいているが、実際は腹黒くて計算高い。
ドリプスの宗教家としての師匠でもあるほか、ブリガンディゲードの秘密団員と言う顔もある。
(ネタ元:「とある禁書」ローラ・スチュアート)
サキルデ・コロズリア トゥリオット エラシュモック道教団のタマスチルド支部でタマスチルド紛争時に法正を務めた。
魔力には乏しいが人望家である。
(ネタ元:「リリカルなのは」カリム・グラシア)
ハーシャ・ヌリシシェラ トゥリオット サキルデの秘書兼護衛。実直な性格だが今一つなめられがち。
ブリガンディゲード団員としての顔もある。
(ネタ元:「リリカルなのは」シャッハ・ヌエラ)
ヒェーザ・チャクラ トラマラズル エルシエルに拾われた官僚神官。
能力は高く、エルシエル追放に際しても遺留されたが断り、自ら流刑地のテルミノ銀河系に赴いた。
(ネタ元:「ナウシカ」チャルカ)
トンレア・ラーノ リギロクス エルシエルに拾われた優れたフォロビアーの調教師。
無理な仕事ばかり押し付けられていた自分を拾ったエルシエルを慕っている。
(ネタ元:「狼と香辛料」ノーラ・アレント)
エリス・アフラプ コムレイエイ 聖職者だった父親が教団内の勢力争いに巻き込まれて死亡した娘。後にドリプス暗殺事件に巻き込まれた。
ドリプスが大嫌いで毒を吐きまくっているが、本当は情け深くて他人を困らせることが嫌い。
(ネタ元:「まどかマギカ」佐倉杏子)
ミロユクス ラフェイヴェル 無口な高位神官。エラシュモック草創期から活躍していたが、寿命を迎えたことで教団は混乱に陥ることとなる。
マフメルトとはそりが合わなかったらしい。
マフメルト・ミッドケウリ プロルティン ハウレイル銀河系の神族出身の本部付法正。
教団に見切りをつけて去ったが、彼の予言はやがて的中し、教団は大きな内ゲバを起こすこととなる。
(G-ma氏提案、ネタ元:イスラム教の開祖ムハンマド)

デザイン・プロフィール:元々はドリプス・フネットレアを考案した際に、その活躍舞台として、個性的な星間連合の多いハドケウリ銀河系に用意した宗教組織であったが、ドリプスの設定拡大に伴って相応に内容もできていった。
近時設定が急速に充実しつつあり、ビオライネル・シュリビアと並ぶ設定の中心核となっている。


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最終更新:2013年10月13日 21:20