ケイロアス星間大学


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投稿先 :『GDW』投稿用BBS(消滅)
更新日 : 2014/09/18 Thu 23:41:46




名称 ケイロアス星間大学
筆頭 (学長は頻繁に交代する)
本拠地 アトラス・テクトラクタ第2リングコロニー
他のコロニーにも支部キャンパスあり
組織的性質 学術機関
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概要

 アトラス・テクトラクタ第2リングコロニーに本部キャンパスを持つ、アトラス銀河系最高学府の異名を持つ私立大学で、科目としては主として社会科学が中心である。
 元は政治学・法学や経済学・歴史学・言語学・経営学といった社会科学の研究をする私立の大学(特に政治学や法学で地位が高かった)であったが、基準時の時点でははその人材の有用性に着目したアトラス連合が公的にその財政を引き受けているほか、ディガスなども講師の派遣くらいには協力している。もちろん、人材獲得などの思惑はあるのだが。
 大学も最初からここまでの水準ではなかったので、その創立者はよく分かっていないのだが、「竜を連れていた」という伝説があることから、エリジェルオン・エオケイアではないかという説が有力に唱えられている。
 主たる目的は研究活動よりは人材育成にある。そのため、人材獲得の思惑のある組織の派遣講師なども、それを知りつつむしろ積極的に受け入れている。

 この大学に入学するには、少なくとも母星の社会制度について、極めて幅広く深い知識や見識を有している必要がある。試験は教授による面接だけであるが、そこで見識の深さを十全に披露できなければ入学はまず叶わない。
 大学に入ったならば、学生個々人は教わるだけでなく各母星等の知識を持ち寄って教えるという立場でもある(日本の大学のように、ただ教わるだけではない)。そのため、教授と学生の境目は日本の大学と比べれば相当に薄い。また、学生たちも怠ける者はおらず、研究に勤しんでいる。

 また、入学において、種族による制限はない。アトラス連合傘下の星に限らず、オルガナ同盟カリオス連盟はおろか、タイランタ銀河連邦傘下の星からも入学者は出ている。
 入学者は 水準問題から監視者種族が中心になりがちではあるが、開発者はもちろん、消費者種族であっても入学は可能である (個人の資質が問題であるため、種族がどうであるかは無関係)。ただし、 開発者でも中位以下の種族ではこの大学に入れる程度の知識や見識を有することは難しく、特に消費者種族では極めてわずか (知能系ミュータントと思ってよい)である。
 そのため、総学生数はおよそ300万人ほど。

 教授は専任の教授も多数いるが、幅広い知識が求められているため、非常勤講師もかなり多数おり、そこには消費者種族もかなり多い。入学できなかったが一定の素質を有すると認められた者が非常勤講師をする例も珍しくない。

  修行年限は原則として10年。 ただし、種族によっては寿命などとの兼ね合いや母星との関連もあり、早くに卒業が認められることがある。
 卒業した者は、大学院に進学する例も多いが、最も多いのは母星に帰還して指導者や高官となる場合(下位開発者以下では、この大学に送り込まれること自体、指導者候補として星の希望扱いされている例も多い)。アトラスの評議員や官僚・裁判官になるケースも多い。
 また、戦闘的な実力のある者はディガス大使やブリガンディゲードのメンバーになる例もあり、ケイロアスの有能な学生の引き抜きはあちこちの組織が狙っている。

 大学近辺は、学生たちが快適に暮らすための学生街になっている。

ケイロアス星間大学院


 ケイロアス星間大学に付属されて作られている大学院。水準の問題でケイロアスの卒業者がなることが多いが、よその大学の卒業者でも入学することはできる。
 人材育成にも力が入れられる大学と異なり、大学院は学究と言う色彩が極めて強く、諸々の組織からの独立が重要と考えられているため、独立採算制がとられているほか、他の組織からの「派遣」も原則として受け入れられていない。
 また、大学院においては教授と学生の区別は形式的にはあるが実質的になく、相互の研究者としての地位は高い。

 修行年限は実質的にはなく、大学院に進学すれば大学院から給料も出る。



ケイロアス大学紛争


 EUC2058年以降、ケイロアス星間大学とアトラス・テクトラクタ市民、アトラス連合議会でおこった、補助金論争。
 オリオン銀河大戦アトラス・テクトラクタ空爆に協力したケイロアス大の学生の存在から、大学のあり方が公然と非難されるようになり、ついにはエルベ・アーネス議員から連合が大学に出していた補助金の打ち切りが議案が提出される。
 ただの補助金論争に過ぎないにも関わらず、テクトラクタ市民の被害感情が激しかった背景もあり二分するほどの大論争になった。
 EUC2060年、一度は大学は補助金を打ち切られ深刻な危機に陥ったが、2年後、補助金を再獲得することに成功、大学は無事に存続する。その背景には、大学の独立を目指す教授たちと、大学の立場を市民に理解させようと奮闘した学生たちの奮闘があった。
 EUC2082年、第2次オリオン危機のまさに直前期、大学は補助金を連合から受け取らなくなり、最終的に財源の独立を果たす。

 この紛争は、一見すれば単なる補助金論争にすぎないが、小さからぬイデオロギーの衝突はもちろん、アトラス連合議会内部でも勢力の消長に影響し、第二次オリオン危機の遠因ともなっているのだ。


大学関係者

学生


アガル・トエルス ネヴィリアン 大学紛争時、学生会所属の保守派。大学紛争時、学生会の活動に最初は非協力的だったが…
アクレア・ティリエス アークス・ネオス EUC2071年から留学してきたアークスの知能ミュータント。後のアーク連合高官。
ウロボス・ソルミーヌ ウィラメール 大学紛争時、パミール会長の下での学生会副会長。歴史学の名手で使命感が強い。
カリム・バルトール バルガロアン混血 EUC2086~2090の学生会長で、初のゾアクロイド会長。カリム・ゴアの息子。
キノン・ミザル レイオシス 雌性期。大学紛争時学生会所属だが、既に連合でも有名な軍事研究家の側面を持つ。かなりの情報通。
シェリル・テンプリス ネヴィリアン (G-ma氏提案)EUC2094~2098年の学生会長で、ネヴィリアン種としては初。
スィン・パナソルン ペレイロイド 大学紛争時、学生会所属で、頭の巡りに関して言えば監視者種族上回る法学畑。ヒアギーノと対立してしまう。
タルボ・ダ・プレス ヴェドレイズ 軍事に優れた学生でキノンとは同門。しかしスパイ行為をし、大学紛争の発端を作ってしまう。
チェルン・スピンディア ユスラビオン EUC2062~2066年の学生会長。将来の目標は、ステア・ヤーデルンのような同盟惑星統治顧問になること。
トゥーカス・ミスティ プレアディシス 大学紛争時の学生で、ヒアギーノの姉貴分。エリーグル大財閥の役員でもある才女。レヴィシーヌの姉。
トゥーカス・レヴィシーヌ プレアディシス ミスティの妹でEUC2078~2082の学生会長。姉ともどもエリーグル大財閥総帥の娘。姉以上の才女。
パミール・カルマ オルガナス EUC2054~2058年の学生会長。誰からも敬愛され、ヒアギーノを会長に指名するが、後にヒアギーノと対立。
ヒアギーノ・キトゥリン ロイゲール EUC2058~2062年の学生会長で初の開発者学生会長。大学紛争時の会長として大学に市民の支持を取り付ける。後のアトラス連合教育省長官。
ファルビレッド・ブクマ リーヴェアシス EUC2058~2062年の学生会副会長。ヒアギーノをよく助けるが、彼のほんのわずかな不法行為が大学を更なる危険に落とし込む。
ムティアス・ネンガリ セラム 学生会所属のセラムで、会長候補とも言われた有力者。最初は協力的だったが、後にエルベ議員らに取り込まれてしまう。
メル・コリドラス カリオロイド・アナキス 金属文明種族に詳しい学生会の渋い実力者で、ヒアギーノをよく助ける。

教授・講師など


ヴェルド・ブラクトン ユスラビオン 現大学院長で先代の学長。ユスラビオン六星碩の一人に数えられる有数の公法学者。
ウォン・ロード ギルノイド (G-ma氏提案)ATUにも所属する後天性ミュータント。時折大学で講師をする。
カスリーヴ・フェルドラ エルティアン 大学紛争時の総長。1000歳にもならない若手教授だが、学識は本物で更に度胸で連合当局と渡り合う。ノヴァ・レイシオの愛弟子の一人。
カリム・ゴア バルガロアン ピジャイロ危機で投降した元ヘクトジェネラル将官。デル・ヴォスにも所属するが現在はゾアクロイド論を教える教授。
ケイン・クリスタ カーボロイド (G-ma氏提案)EUC2079年に「特殊言語解析学」の第一人者として大学で特別講義を行う。
スタッグ・ディンチェ アナリアン テペトール商科大学と兼任の経済学教授。元々GEC社の凄腕取締役で、大学の財源確保事業に貢献。
ハロゼイム・ワット・ライナー サンドリアン 比較文明学の教授で元はイグザ連合外交官。非常な博識で探求意欲が旺盛だが、学問にのめり込み過ぎる傾向がある。
ノヴァ・レイシオ ラトリアン 一線を退いたディガス高位大使で特任教授。秩序論などを講義。優れた学生のディガス引き抜きも行っている。ディガスを正攻法で動かし、紛争時の大学にひそかな支援を行う。
パンデクト・カルネア エクシマー 刑事法学者。自分よりはるかに年下のステア・ラピルリスを賢者として銀河に紹介する。タルボの弁護人筆頭だが、これがAT市民の逆鱗に触れる。
ベッカル アルティラン 元々U-78スターベースで参謀格。かつて大学の補助金受け入れを積極的に進めた経験がある。レイシオ大使とは学問的には反りが合わないが、お互いを認めてはいる。
マクリーン・パムラ セラム変種 エリーグル大財閥の役員で、都市計画論の講師。ヒアギーノの友人としてアドバイスをすることもある。
ミラモ・アクランド ドーリアン テペトール商科大学から来た凄腕の元経営者。大学の財政的自立を支える。

OB・OG


アルキオス・ハゴイル プレアディシス かつて首席で卒業したOBでアトラス元老院議員。大学紛争でエルベ反対の論陣を張る。
パスケンド・アカメディア ゼプト フィルファング星間学院の院長。優れた教育者だが、悩むあまりにケイロアス大を窮地に追い込む手に乗ってしまう。
フレイヌ・ルメイミー コアトーン 大学院まで進学したOGで現在ディガス正大使。スピード出世が予測される。

デザイン・プロフィール :最初は 独立した星間裁判所を模索していた のだが、だんだんと学究組織としての色彩が強くなっていき、 最終的には若手を育成する大学として完成させたのがケイロアス星間大学である。 なお、プロコンセス法学士団なども、元々の星間裁判所の色彩を別の形で受け継いでいる。
ここの学生会長として作ったのが、ヒアギーノ・キトゥリンであり、そこからロイゲール種が生まれているほか、若手の監視者種族もたくさんできているなど、白銀世界の一つの核といって差し支えない。
G-ma氏オリジナル小説にも大学が登場するまでになっており(カーボロイドの[[ケイン・クリスタが大学に来るエピソード)、順調にGDW世界に溶け込んでいるようである。



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