ケジール・トルーナン
登録日:2011/01/31 Mon 02:42
投稿先:
ATモブ地区物語No. 26
更新日:2014/08/11 Mon 22:15:46
プロフィール
顎一面にひげを生やした、ガタイのいいロイゲールの男子で、人間年齢50代前半。
ユショーラコロニー、エルバインコロニー近辺を統括する捜査局警視正。日本になおせば県警トップクラスの地位にある。
100年以上にわたってこの地区で活動し(当然ながら最初から警視正だった訳ではない)、あちこちの土地勘や事情にも精通。
第2リングコロニー勤務の
メルバローラの警視正、トロガイ・ベルジックとは元同僚で、トロガイに剣術を仕込んだのは彼である。
オーソドックスな剣士で出力的にはさほどのことはないが、毎朝
ジェンソーをして精神修養をするのが日課。
捜査局は市民のために働くべきものであることを常にモットーとし、
厳格な性分であるが正義感が強くて礼儀正しく、市民にも厚く尊敬されている。
特に
身内である捜査局員の職権乱用や不正行為に対してはものすごく厳しい。(ATでは捜査局の権限が大きいが、なまじ権限を持つとよからぬことを考える者も出る)
裏社会で一端の存在になっていた
ディメリアンの女子、
コーボナル・ミーナを裏社会から引っ張り上げ、捜査官としたのも彼であり、ミーナをはじめ、裏社会に埋没しかかっていた人物を表社会に戻した実績は数知れない。
また、元裁判官の
サーズニック、エルバラ・シリュカールとは、エルバラの現役時代は激しい論戦も何度かした(裁判官は「捜査局のストッパー」としても働くことが多いのだ…)が、現場vs法務のぶつかり合いの中でお互いに鍛えあってきた仲であり、彼と会わなければ自分が警視正まで上り詰めることもなかっただろうと考えている。
ただ、ATの裏社会に対してはかなり否定的(だからこそ引っ張り上げに熱心とも言えるが)。
流石に過度に強硬に振る舞って全てを台無しにするほどバカではないが、「安易に司法取引に頼るべきではない」という理念も持っている。善行を理由とした「見逃し」には比較的寛大だが、見返りを当てにした司法取引は最終手段と考え、常に司法取引に頼らない捜査を模索。安易な司法取引の申請は通してくれない。
それでもまだ丸くなった方で、トロガイと知り合う前はもっと融通がきかなかったらしい。
ミーナは彼を慕っているが、裏社会に対する視線の厳しさにはちょっと残念な感想も持っているようだ。
デザイン・プロフィール:元ネタはいるといえばいるのだが、いろいろ混ざっている状態なので特定のモチーフがあるとは言い難い。基本コンセプトは「厳格な性格を持った折り目正しい警察署長」といったところである。
『Spirits of Tracthizen』の登場キャラとして、陣頭に立つ予定はないものの上層部として情報交換や高官対応などの役割をあてがう予定である。
最終更新:2014年08月11日 22:15