エリジェルオン・エオケイア


スペック


平均身長:2m
平均寿命:2000年
平均出力:Gex6.8
系統種族:エリジェルオン系統人類
知性水準:監視者

特徴

 テルミノ銀河系惑星エルケスで進化したエリジェルオン系統人類で、 監視者認定も30万年以上前からされており、 文明種族としてはテルミノ銀河系の最高知性と呼ばれるにふさわしい種族 である。衣服などの文化はエリジェリウス本星にかなり近い。

 惑星エリジェリウスから比較的早期にエルケスに移住した人類であるが、その知性の引き上げには同居の神竜族、マルケイオスの存在が大きくかかわっている。ザイオノイドではない種族がこれだけの知性や出力を得るのは珍しいが、それも決して理由のない話ではない。
 彼らがパートナーとして目をつけたマルケイオス竜族は、一旦パートナーとなってくれればこれ以上ないほど有能で頼もしいのだが、彼等は性格が固く、 「パートナーになりたければそれにふさわしい人間になって来い 」というタイプであった。
 実際この水準に達するとみなされず、エルケスを去った、あるいは諦めてベルロフォンなどとパートナーとなるエリジェルオンも多かったのだが、 個体差の大きいエリジェルオン種 の中にはマルケイオスに認められパートナー関係を築く者も確かにいた。 当然それは観察者と呼ばれる高位体ばかりである。
 やがて、エオケイア種として確立された頃には、監視者と呼ばれるにふさわしい種族になっていたのである。近隣の惑星エドゥーコに住むエリジェルオン・エドゥーなどは、エオケイアとかなり近縁でありながらこの点で差があったとされる。
 レホルリン神獣騎団も、彼等とマルケイオスの協力を核として設立されたものだ。

 といっても、彼等を監視者と認定したのはイグザ銀河系側で、 テルミノ銀河系の大半を仕切っているエリジェルズネストではやや距離を置かれがちな存在だった。
 これは、彼らが都市型文明に対し積極的導入を示さない(実際エルケスには大都市といえるようなものはない)もののあまり拒絶反応を示さず、「別にいいと思う」といった反応をする彼等は敬遠されやすかった。それどころか、比較的開明的でイグザ銀河系の文明勢力との外交にも積極的だったエオケイア(テルミノ・イグザ回廊がエルケス近傍まで伸びているのもこれが影響している)は、外面のいい連中とも思われていたようだ。 
 それに、エリジェルオン原種の声望にはまだまだ勝てなかったのである。
 彼らがやっと監視者としてテルミノ内部でも認知され、原種に次ぐだけの評価を得るようになったのは、テルミノ戦争の後のことである。現在でも、元々開明的だったためか、他銀河外交などはエオケイアが受け持つことが多いようだ。

  性格的にはどちらかといえば、物静かな賢者や学者に向いている人類 で、激しい戦闘をするようなタイプはいないことはないものの少数だ。竜にまたがった外見からは信じられない思慮深さである。
 アトラス銀河系の最高学府、ケイロアス星間大学を作ったのも、「創立者が竜を連れていた」という伝説があることからエリジェルオン・エオケイアではないかと言われているが、それも裏を返せば彼らが他の銀河で優れた大学を作るだけの学者的な側面を有することのに他ならない。
 とはいえ、テルミノ戦争では、ディガスを独自に招き入れ、近隣惑星エドゥーコとの防衛ラインを形成して、アムーグア帝国の総攻撃を数次にわたって退けるなど、彼等は決して弱い種族ではない。

個体設定


カムエス・カーネル レホルリン神獣騎団の竜熾将。戦闘能力が高いだけでなく外交官としてもすぐれ、ディガス高位大使も兼ねる事実上のレホルリン神獣騎団代表。パートナーはマルケイオスのセイリス。
カムエス・セイジャーミ エリジェルズネストの外交官でカムエス・カーネルの弟。兄以上の外交能力を持つ。パートナーはマルケイオスのコドレイナ(セイリスの子)
シュメイス・エリュグレオ (混血)ケルバニア獣旅団筆頭の優れた戦士でレホルリンにも所属。さまざまな獣とすぐ仲良くなる不思議な性質を持つ。パートナーはヌリハシズのラプクルだが、他にもたくさんの獣を従える。
フレトラス・エリュグレオ (混血)シュメイスとビアケイヌ・ニスコーヴの息子でポピランの双子の兄。まだ性格的に子どもな面を残しているが出力に関しては父以上。
ポピラン・エリュグレオ (混血)フレトラスのおませな双子の妹。兄ともども将来は熾将になるのではと言われる有望株で、父同様さまざまな獣とすぐ仲良くなる。

デザイン・プロフィール :「さまざまなバリエーションがある騎馬民族」としてのエリジェルオン設定を考えた時点で、竜にまたがる騎馬民族でも最高級の知性派というのは割に早く決まっており、種族よりもカムエス・カーネルの設定の方が先行した経緯がある。
ケイロアス大の創立者だという設定もその頃には既にできており、ケイロアスをもじってエオケイアという名称を決めているのだ。