マルケイオス


参考

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スペック


平均体長:30m強
平均寿命:35000年
平均出力:Gex9.0
系統種族:オーディエル大系統竜属
知性水準:監視者

特徴

 テルミノ銀河系惑星エルケス出身の竜族。
外観は4本足の竜で、頭部に数本の角というかとげというかが生えている。
 竜神体を取るウィラメールとも似通っているが、体格的にはウィラメールの半分から3分の1ほど。また、起伏の多い山岳地帯に住むため、背中にウィラメールより大きな翼をはやしており、飛行能力は高く、エルケスの山岳地帯ではよく見かけられる。また、2本足で立つことはまずない。(ウィラメールは基本4本足だが、立つことも割とある)

 文明社会を持ってはいないが、高度な知性の持ち主で知られ、人語を解して発するのも容易である。出力も高く、高位体はGex10を超えている。ウィラメールと比べて波動戦に優れているため、体の大きなウィラメールを平均出力では上回るが、高位体ではさほどの差はないようである。また、ある程度の社会性はあり、縄張りを分け合って強大すぎる力を用いないことがルールとなっている。他方でプライドが高く、性格的には相当気難しい所がある。

 本来惑星内種族であるが、宇宙的に活躍するようになったのは、同居することとなったエリジェルオン・エオケイア種が由来である。この惑星に移り住んだエリジェルオンとマルケイオスは、当初はハッキリすみわけをしていたが、非文明種族とパートナーを組むエリジェルオンの中には、果敢にもマルケイオスとパートナーとなろうとする者が登場した。
 とは言え、気難しい彼等の多くが、パートナーとなるエリジェルオン側にも高い知性などの水準を要求したため、パートナー化は進まないかに見えた。
 しかし、マルケイオスはいったんパートナーとなってさえくれればこれ以上ないほど有能で頼もしい存在であり、マルケイオスのパートナーを得ることは憧れの的でもあった。
 さらに、エリジェルオンは元々個体差が比較的高い種族であったことから、マルケイオスに認めさせるだけの水準の個体も確かに現れたのである。やがて、こうしたマルケイオスに認められるだけの個体が集まってできたエオケイアは、監視者と呼ぶだけの知性水準と高い出力を獲得するに至ったのだ。

 もっとも、良いパートナーが見つからず、あるいは死に分かれるなどして(マルケイオスの寿命は35000年に対し、エオケイアの寿命は2000年程度でしかない)人とかかわらず山岳暮らしをしているマルケイオスの方が、むしろパートナーを組むマルケイオスより多いのだ。また、エオケイアでも、マルケイオスの相手が見つからない、あるいは親族などの集団で一頭のマルケイオスと組む例がかなり多く、一人で一頭のマルケイオスと組むというのはエオケイアでもそれなりの水準だと言われることが多い。

 しかし、これほどの壁を乗り越えて、パートナーを組んだマルケイオスは、レホルリン神獣騎団の原型立ち上げを提案し、熾将を常に出すなど、テルミノ系には絶対に欠かせない種族となっている。
 また、テルミノ戦争のエルケス防衛戦ではパートナーを組んでいないマルケイオスも、協力してアムーグア帝国に応戦し、帝国の数度にわたる総攻めを退けるだけの実力を見せつけている。
 エオケイアに限らず、他の種族からでも、彼等とパートナーを組むことを希望してエルケスを訪れる者は決して少なくないのだ。

設定個体


コドレイナ セイリスの子。現在はカムエス・セイジャーミが面倒を見ている。
シグレイズ ケルバニア獣旅団の獣側筆頭。白い体躯で知性も高い。シュメイス・エリュグレオの父の代から組んでいる。
セイリス レホルリン神獣騎団の基準時の代表格、カムエス・カーネルの相棒。灰色の体躯で誇り高く、寡黙。後のコレブラット動乱の際に討死。

デザイン・プロフィール: イメージモチーフは西洋風の竜…ぶっちゃけてしまうとそれだけ(汗)。あんまり特徴もなく、あえて言えば人の乗りやすい竜を考えたと言った感じであろうか。ただ、洞窟性ではなく山岳性というのは、比較的なじみやすさを強調したつもりである。
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最終更新:2011年05月05日 18:07