【スレ23】超絶医療過疎地域の総合病院に勤務する女性皮膚科医
606 :603:2007/04/22(日) 03:18:07 ID:X4fQLwmJ
>>604>>605 聞いてくれまつか? 超絶医療過疎地域の、総合病院の皮膚科勤務医神取忍似38歳の生活です…。 8:00 出勤。部下(32歳綾瀬はるか似の独身女医)と皮膚科入院患者さんの病棟回診 8:30 外来診療開始。部下と私、二人で午前中のうちに平均8〜90人(=患者さん一人3〜5分)を 診察する。患者さんの羞恥心を慮って、男性の陰部疾患は綾瀬でなく神取が対処する不文律が。 12:30 通常の診察の合間に、巻き爪とか粉瘤とか「すぐその場で局所麻酔下の処置が必要」な患者さんがおられるので 外来が終わるのはこの時間。職員食堂で昼ごはん→ちょっと休憩 13:00 皮膚科以外の入院患者さんの、病棟往診へ。自力で動けない患者さんが増えたな、と再認識。 14:00 皮膚科入院患者さんの処置。 天疱瘡とか熱傷とか、皮膚の剥ける患者さんの処置が大抵ある。
607 :おさかなくわえた名無しさん:2007/04/22(日) 03:30:55 ID:ZkgaKol/
>>606 女医さんに質問。 女医さんの結婚相手はどんな職業の人が多いですか? 結婚と出産と仕事の折り合いはどうつけてますか? (どういうタイミング&どのような形で社会復帰されているのか) 並みの男をしのぐ年収を捨てて家庭に入る事に抵抗はありませんか?
608 :603:2007/04/22(日) 03:39:14 ID:X4fQLwmJ
あああ、途中でおくってしもうた。 皮膚の剥ける患者さんの場合、なぜか大抵体の自由が利かない高齢者でもあることが多く、 看護師さんたちと一緒にお風呂入れをやってそのまま処置、ということが多いです。 15:00 外来小手術(病変が大きければ、入院のうえ全身麻酔で手術することも)。 日帰りで出来る小さい手術なら30〜40分で終わるので、一日2件程度。 16:30 手術終了。皮膚科以外の入院患者さんの往診の続きを行う。 17:00 (表向きは)勤務終了。そのあとに、褥瘡委員会とか栄養管理とかの仕事が始まる…。 頭数の少ない田舎の病院ですから、皮膚科医でも「全科当直」というものを担当します。 当直帯(夕方〜翌日に普通の外来が始まるまで)に来た患者さんの、初期対応をするものです。 もちろん、心底やばいと思ったら、当該科の先生に相談するのですが。 心肺停止の患者さんとか、刃傷沙汰で血管ブッツリとか、バイクでこけて複雑骨折の若者とか もう容赦なしです。さらに、工業地帯が近いため、謎な物質の薬品焼け(化学外傷)も続々。 こんなところです。 もちろん、いわゆるメジャー科(内科や外科)の先生に比べればしんどいとかいえないのですが 仕事が明けたあとも「待機」という、「その日の当直帯で皮膚科領域で分からないことがあれば 相談はこいつに」という縛りがあります。容態が悪ければ相談だけでなく診察になりますから、 待機の間は「呼ばれて20分以内に病院に到着できること」という制限があります。 皮膚科2名ですから、年の半分は遠出禁止・飲酒禁止、ですね。 なお、週に1回、車で1時間の近隣都市に出張診療に出かけています。 出かけた先は村でも町でもない「市」。それでも私以外に、皮膚科は居ないのです。 まぁ、皮膚科の醍醐味は「よくも悪くもひと目でわかる」ことですか。 顔などの病変でしょぼんと現れた女の子が、治療後に晴れ晴れと美人度アップして 診察室に入ってくると、やはりうれしいですね、てオッサンかわしは。
610 :おさかなくわえた名無しさん:2007/04/22(日) 03:45:08 ID:/0RMm2Md
>>606 部下紹介してください。 >患者さんの羞恥心を慮って、男性の陰部疾患は綾瀬でなく神取が対処する不文律が。 逆だと嬉々として出すかもしれないよ?
611 :おさかなくわえた名無しさん:2007/04/22(日) 03:51:51 ID:leBBliE/
>>608 今皮膚科通ってるのでシミジミしながら拝見しました お仕事お疲れ様です 東京の片隅で応援します
612 :603:2007/04/22(日) 03:53:06 ID:X4fQLwmJ
>>607 あららら、こんな夜中に読んでくれている人がいるとは。ありがとうです。 結婚は・・・そうですね〜、同じ皮膚科の女医でも早い人は早いです。 この数年うちの医局でも、まだキャリアが5年にも満たないうちに 出来ちゃった結婚→退職、というひとが、毎年のように出ますから。 医学的には、母体としてベストなのは25〜30歳だそうですから、 田舎の野戦病院を死守している神取も綾瀬も、ある意味負け組なのでしょうが。 でもこういう生活が性に合っているから、しょうがない。 慢性的に人不足の業界で、実のところ「ラクだ、いつか余るぞ」といわれている当科でさえ 近所近在人口40万の地域で、入院治療に対応できる皮膚科は当院だけ(都会の現状は知りませんが)。 そんな中「仕事が一段落したら結婚・出産・育児」なんて言ってたら「一段落」は永遠に訪れない。 有無を言わさない事情(それこそ妊娠とか)がないと、「降りづらい」かもしれません。 神取は?って? そもそもモテナイので、40万の皆様の皮膚の健康を守ろうかと。
616 :603:2007/04/22(日) 04:08:26 ID:X4fQLwmJ
おお、よくみたら607さんの質問に斜め上に答えていました。 皮膚科女医の結婚相手は、医者(学生時代からの付き合い・科は様々)と非医者、半々です。 収入その他については、むしろ悩まない人が多いかと。 (お金があっても気持ちが満たされなければ意味なし、という判断基準があるとみた。) >>610 綾瀬は、癒し系年下に売薬済みらしい。上司に正式報告がないあたり、許せません。 陰部を診るのは、綾瀬は仕事と割り切ってるのですが患者さんが勝手に患部表面積を増やしてくれます。 >>609 お聞きしていいですか? 農学部、というと「より効率よく作物を作る」とかのイメージがありますが それと飲み物の関連は? もしかしたら「もやしもん」の世界なのでしょうか?楽しそうですが…