4月21日 歌舞伎鑑賞教室

その1:

4月21日(月)に南座歌舞伎鑑賞教室にスポレクから 7 名が参加しました。
この鑑賞教室は 16 年前に日本の伝統芸術である歌舞伎に親しんでもらおうと、低料金( 2 千円)で学生を対象に出雲の阿國ゆかりの南座で始められました。しかし今では一般の人に人気が出て切符が手に入りにくくなっております。

落語家の桂九雀が歌舞伎の魅力を初めての人にも楽しくわかりやすい動作つきで解説し、とても勉強になります。客席から毎回一人豪華衣裳で変身したり、平素は客席から見ることの出来ない大太鼓をひのき舞台の中央に出しこれに挑戦することも出来ます。今回の変身は京鹿の子娘道成寺の白拍子でした。 また大太鼓には比叡山高校の2年生が波の音に挑戦していました。

踊りの出し物は英執着獅子を上方歌舞伎で人気のある上村吉弥さんが艶やかな傾城になって衣裳の豪華さと三回の引き抜き、後半は獅子の精になり獅子の毛振りが迫力あり拍手喝采でした。 長唄、三味線、鳴り物等歌舞伎独特の雰囲気を味わうことが出来ました。

皆様来年はぜひ時間を作って南座へ行きましょう。
( 2008年 4月  陽子)

その2:

4月21日(月)に7名で京都南座で歌舞伎鑑賞教室を楽しんだ。全席自由席のため、10時前、南座に全員が集まり開演までお喋りをしながら過ごした。 初めての体験で心浮き浮きしながらの待ち時間は楽しい一時だった。
いざ入館し何処の席が良いか見当がつかなかったが、幸い花道のすぐ横に座り、役者を目の前で見ることが出来てラッキーだった。落語家桂九雀さんのユーモアたっぷりの歌舞伎のイロハ解説を時間も忘れて楽しく聞き入った。出し物の「英執着獅子」は能の「石橋」を素材にした獅子の舞踊で古典的な代表作の一つになっている。

あらすじをチョッと紹介:

ここは、とある廓の座敷。美しく豪華絢爛な着物に身を包んだ傾城がどこからとなく飛び交う蝶と戯れ手獅子を見事に操り舞い始める傾城に獅子の精が乗り移る。 その後、荘巌な空気が漂い始める中、獅子の精が現れて獅子の狂おしい舞は目を見張るものがあり、思わず拍手喝采であった。

参加者のほとんどが歌舞伎は初体験だったので、その後の昼食会では「舞台装置はかなりすごい」、「所作舞台は檜で出来ているらしい」、「来年は何処の席に 座ろう」と 歌舞伎の話に花が咲いた。 円山公園を散策し清水寺までワイワイ、ガヤガヤ楽しくお喋りをして、1日の万歩計目標である1万2千歩の目処がついた時点で家路についた。

皆さん初夏の様な晴天の中、お疲れ様でした。
(2008年 4月  孝)






















最終更新:2008年07月13日 20:23