国家の紹介と戦略キャンペーンシナリオ(CAMPAIGN)紹介
シナリオ(SCENARIO)紹介
各シナリオと登場する国家の紹介です。プレイシナリオ、プレイ国を選択するときなどにご利用ください。プレイ後の雑感を書き込む感覚で増やしていきましょう。
編集が上手い方あとはよろしく!
国家の紹介と戦略
北アメリカ North America
アメリカ合衆国 United States
説明
登場シナリオは2020、2020クライシス。他の2つのシナリオではアメリカ合衆国が解体され、各州が独立国を形成している。
20世紀、21世紀の超大国。本作においても、各種類似ゲームにおいても、現実世界においてもチート級の国力。自給自足が可能な国土、世界最強の軍事力、世界最高峰の技術力にあわせて切り取りやすい隣国と守りやすい本土。USA!USA!と連呼しながら暴れまわってほしい。ただ、大国ゆえに操作が煩雑なのが難点。特にユニットがどこに何があるのか分からなくなるため、指揮の大半はAIにゆだね、一部の精鋭ユニットのみを指揮するのも手。また、アメリカ固有のユニットも多いので部隊編成だけでも楽しめる。2020のシナリオならば、好きなときに好きな場所へ侵略すればよい。クライシスの場合は、開始早々にカナダが南下してくるのでそれをどう料理するかが最初の課題となる。とはいえ、なにをやっても負けることはないので好き勝手にアメリカの正義を堪能するのが最もよい遊び方か。
カリフォルニア州 California
アメリカ合衆国が解体しているシナリオに登場
テキサス州と並んでアメリカ再統一候補の最右翼。合衆国の州で最大の人口を有し、面積においては3番目をほこる。大都市ロサンゼルス、大港湾都市ロングビーチ、太平洋艦隊の根拠地サンディエゴを有することから、経済力、軍事力共に申し分ない。アメリカ内戦の場合、各州の関係が入り乱れる為、包囲殲滅されないよう気を使いながら領土を拡大していくべきだろう。
テキサス州 Texas
人口はカリフォルニア州、面積はアラスカ州に次いでに全米第二位の州である。テキサス共和国時代から使用されている、白い星を一つあしらった州旗からローン・スター・ステイト(Lone Star State)とも呼ばれる。また、かつては独立国として存在していた時期があるため、州民の愛州精神はものすごい。いくつかの大都市とメキシコ湾に面する油田地帯を保持する為、経済的には何も問題はない。しかしながら南側に国境を接するメキシコの動向には常に注意を払う必要があるだろう。星条旗に星は50もイラン!ひとつで十分だ!とスローガンを唱えながら北米統一に邁進してほしい。
国名
中央アメリカ Central America
南アメリカ South America
ブラジル連邦共和国 Brasil
南 米最大の国土と人口を誇る大国。国内資源の豊富さは世界トップレベル。弱点は、技術レベルの低さと民需生産能力の低さ、国家予算の少なさからくる財政支出 制限。あと電力も初期値は貧弱。ゲーム初盤は電力事情の改善と民需工場の建設、資源開発に力を入れよう。技術レベルはいかんともし難いので、USあたりを 相手として外交でカバーすべし。
ヨーロッパ Europe
オランダ王国 Netherlands
説明各キャンペーンでの開始時の技術力は世界でも最高の110なので技術で遅れをとる事はまずない。しかし最大のネックはその人口の少なさだと思われる。量が質を駆逐するこのゲームで隣国ドイツとの人口差はかなり致命的。ドイツが3つに分裂しているシナリオの場合はまだなんとかなるのだが、そうでない場合は開戦する事自体がまず無謀。幸い自国内にある鉱物資源等は開発によって自国内での需要を上回る量を産出する様になるので経済の安定は容易。後は軍事の予備役費用をMAXまでつぎ込んで運用できる軍の数が増えるのを地道に待つしかないと思われる。ちなみに対ドイツ戦においてはミサイルで地上攻撃可能な航空機&ヘリが恐ろしい程に有用。陸軍の装甲部隊との連携で3ヶ月は修復不可能と思われる程の撃破数を一度の出撃で挙げる事ができる。
中東 Mideast
国名 イスラエル国 Israel
地続きの隣国全てが潜在的または現行的な敵対勢力な上に国土は極小。
一歩間違えれば即ゲームオーバー。しかしながら戦闘能力は一流で初期からハイエンドクラスのMBTとIFV、多目的機、潜水艦を使用することが出来る。というこの手のゲームに置いては燃えすぎるシチュエーションの国家。
特に世界秩序が崩れたMelting Pointシナリオでは座していれば袋だたきにされ滅びる運命が待っているだけ、まさに主体的で積極的な軍事力の行使こそが平和への唯一の手段となる。
ながらも、一度戦端を開けばやはり袋だたきにされるのは時間の問題。いくら優秀な軍隊を持っていようとも、一度に全ての仮想敵から攻められればやはりきつい。
なので戦端を開いた後は、アラビア半島諸国が本格的なリアクションを起こす前に、いかに迅速に半恒久的な生存圏を会得できるかがポイントになる。しかし他国攻略を急ぐ余り、ごり押しで戦力をすりつぶしてしまえば、後が続かない。
迅速な攻略をしつつ損害を最小限に止める前線の戦術こそが、もっとも重要な国家戦略の鍵になると言える。
前線指揮の優劣が国の未来を大きく変えるという、まさに戦闘国家。
アフリカ Africa
アジア Asia
ロシア連邦 Russia
広大な土地と未開発地区を多数保有し、広大な範囲に対して侵攻作戦が可能。初期から多数の軍事工場があるので、拡張建設しなくとも良い。
同時に多数の国家と領土を接しているので、多面攻撃に晒される恐れ。国境付近には Supply Depot を多数建設して置こう。(東側にも建設忘れずに)西側から攻めるか(東側と同盟を組むか)、東側から攻める(西側と同盟を組む)か選ぼう。なお、基本中国とは仲が悪いです。こちらから戦争するにしても、しないにしても、東側の防備と移動用インフラは整えて起きましょう。
西側の場合、高度に技術が発達した軍隊と衝突することになる。持久戦に持ち込み、その間に軍事技術と生産体制を強化して質量共に向上させることが重要。要塞と対空施設を建設して持久戦に持ち込もう。前線まで道路や鉄道を建設して工場から軍隊を運び易くするのも忘れないように。歩兵部隊は航空機輸送で機動力を確保する。
東側の場合、高度に技術が存在する国家は日本だけなので、実質脅威は無し。ただし膨大な数の陸軍ユニットを多数保有する中国と戦争状態になると、例え質で優れていても背後にまわられて補給線を絶たれ、それを回復しようと後退すると正面から攻め込まれる持久戦に陥る。航空機とミサイルを開発して機動攻撃を優先し、敵の都市部を優先占領して生産能力を奪うのが重要。北朝鮮は物量がとんでもないので、中国のエサにして消耗戦を起こさせるのも良い。ただし北朝鮮と手を組むと韓国、日本と関係悪化するので注意。
工業生産能力を向上させ、貿易収支を改善し、社会インフラを整え税収と人口増に勤めよう。特に人口は減少すると将来悲惨な目に合うので早くから対応することが重要。また兵舎を多数建設し、軍人を多数確保することを忘れないように。
国境線が極めて長いので、中央アジア諸国と同盟を組み、東側と西側を鉄道インフラで接続すると国土防衛し易くなる。また航空機の開発は必須。広大な土地を守る為に陸軍のみでは機動力に問題がある。中央アジア諸国が西側または東側に侵攻されるとその戦争に必ず巻き込まれるので、技術支援をして防御力を高めさせて置くと良い。
西側から攻める場合、ドイツとイギリスに注意。東側から攻める場合、中国と日本、インドに注意。
日本国 Japan
2020年の時点でも世界有数の経済大国の地位を守っている。プレーヤーの大多数が日本人と思われるので、国土の大きさの割にはどこがどこだか分らなくなるという大国特有の不安とは無縁であると思われる。そのため内政の操作自体は難しくない。人口も多く、天然資源も豊富、(新潟・秋田油田、南関東ガス田で石油資源もある程度自給可能)技術力も優秀。縮小均衡路線をとれば鎖国体制も可能。AIは大規模上陸作戦や空母機動部隊を機動的に運用したりしないので守り安く、自衛隊の戦力も世界レベル。高速道路総延長8,800km(ちなみに道路を愛する人々の目標は14,000km)で北海道から九州まで陸軍部隊の移動に不自由することはない。(青函トンネルは再現されておらず、北海道と本州・四国・九州は分断されているので注意)また、外交関係(日米安保)もリセットされているので、国内に外国軍が駐留していない。外交上のフリーハンドを与えられている。
しかしながら、財務省のパネルを開いたとたんすべてのプレーヤーが固まる。国の借金$6,393,599Mはアメリカについで世界2位。しかも慢性的な赤字体質。どうするア○○ル?どうする日本?現在のバージョンでは国債の償還期限に不具合があり借金の取立てがないが、もし修正されれば財政破綻は必至。また現在の借金は非常に安い利率だが、新規起債の場合、不安な財政状況を反映し、30%を超える利率、戦時国債にいたっては150%。日本国民の資産は国の借金より多いから国債をまだ発行しても大丈夫いえるのは、国民が連帯保証人になってくれるリアル日本だけ。まずは財政の健全化を目指そう。
ゲーム開始と同時に油田、ウラン鉱山を開発し、巨額の貿易赤字をなんとかしよう。(海上油田の立て方が分ればもうすこし楽になるとおもう・・・)建設場所に施設科大隊を向かわせれば建設を速く進めることができる。増税はしないほうがよい。また、財務大臣の権限から税率変更と税金の使い道をきめる権限、国債新規発行の権限を凍結しよう。(首相が財務相兼務ですね)税金の使い道は社会福祉(Social Assistance 雇用、福祉、年金)、教育(Education)、インフラ(Infrastructure 都市整備 交通機関 公共事業)。技術を開発しそれを世界各国に売ることで日銭を稼ごう。上手くやれば2025年から2030年ごろには財政に余裕が出てくる。そのとき指導者である貴方には「大砲かバターか」の選択が待っている。国内の産業を育成し、貿易立国、技術立国として平和に生きるか、海外の資源地帯を制圧することで更なる飛躍を目指すか。黄金の国、「ジパング」の未来を描くのはあなた自身。数多くのAARを期待したい。
朝鮮民主主義人民共和国 North Koria
世界有数の最貧国。アジアの狂犬、犯罪国家。国内に原油ガス資源は皆無。メタル資源も皆無。ウランも皆無。では貿易でと考えても世界ののけ者北朝鮮の友好国は限られた国しかない。(そもそも2020年まで体制が存続できたこと自体が驚き)
しかしながら、陸軍1,398個大隊は歩兵が中心(かつ旧式兵器多数)といえども近隣諸国にとっては十分な脅威。2020のシナリオであれば高い確率で中国がロシアを攻めるのでそれに便乗して北進するのが手か?
ゲーム開始の早い段階で南朝鮮およびロシアから宣戦布告されます。質的に優位な戦力を持つ南朝鮮に、量で圧倒していても初期戦力で勝つのはかなり厳しいですので、早期の和平をおすすめします。南朝鮮とは国境線より若干侵攻された状況なら和平が成立する可能性が出てきます。ロシアとの和平は、それよりも容易です。
和平後は早急に経済を立て直し、軍備の質の向上をめざします。そのためにも資金が必要ですが、ほぼすべての物資を輸入に頼る北朝鮮では、その捻出が困難です。自給自足体制の確立までの糧となるのが、膨大な旧式兵器とミサイル・核関連の科学技術。特に後者は、他の最貧国よりも北朝鮮が圧倒的に優位な点です。世界中に叩き売り、なんとか当座の資金を稼いでいきます。
その間にも南朝鮮は軍備をどんどん拡張していますので、どこで再戦を仕掛けるかが、プレーヤーの腕のみせどころかもしれません。こちらから仕掛けて世界から総スカンを喰らうより、休戦協定を破棄しておけばそのうち勝手に南から宣戦布告してくれます。費用はかかりますが、国境線沿いにズラリと砦を作っておくと怒濤のような南朝鮮の初期攻撃は容易に止まり、かつ大打撃を与えることができます。その後、残存勢力を駆逐しつつ、安心してソウルを火の海にしましょう。
南朝鮮を併合するころには、世界に冠する兵力を手に入れている筈。次の相手はロシアか中国になりますが、ロシア戦は極東に展開している敵兵力が少なく勝利しやすい反面、領土の割に人口が少なく、補給に配慮しながら西進するだけで一苦労です。その点中国は、たしかに兵数こそ多いですが人口が密集しているため、北京近辺まで制圧するだけで数億人の人的資源が入手でき、お勧めです。
オセアニア Oceania
キャンペーンシナリオ(CAMPAIGN)紹介
Melting Point (融け始めた世界)/Shattered World (砕けた世界)
開始年:Jun 17 2020
選択できる国と地域の数:251
マニュアルにあるストーリにしたがって作成されたメインシナリオ。マニュアルのストーリを読んでからプレーするとより楽しめる。Melting Pointがクライシス系シナリオとなっている。
注. クライシス系シナリオとは開始早々AIが自発的に戦争を始めるシナリオです。Shattered Worldおよび、World2020はプレーヤーが自発的に侵略しない限り戦争は始まりません。(現行パッチ)
北米
超大国アメリカがカナダ進攻に絡むごたごたで連邦政府が崩壊。カナダもまた国内資源の再配分をめぐる問題から国内が分裂。連邦解消にいたる。北米に於いてはメキシコのみがかつての版図を有している。アメリカ・カナダ解体の結果、メキシコ・カリフォルニア・テキサスあたりが軍事大国として台頭している。すべての州に兵器の生産拠点があるわけではなく、カリフォルニア・ニューヨーク・テキサスあたりに生産設備が集中していることに注意が必要。
中米
メキシコからコロンビアにかけての各国の配置は通常の通りだが、キューバをのぞく島嶼部の各国が国連領として統合されている。ちなみに国連領の首都は中米サントドミンゴにあるが国別表記ではオセアニアの国扱い。
南米
フランスの消滅に伴いフランス領ギアナが独立して入るほかは特に変わりはない。しかし、アメリカの消滅によってブラジルが米州大陸の超大国となった。それに対峙するは第2位の超大国アルゼンチン。アメリカの押さえがなくなった南米大陸の将来はいかに!
欧州
イギリス、フランス、ドイツの欧州トップ3のほか、イタリア、スペインも相次いで分裂。EUの理想はどこへやら。かくして欧州は第一次、第二次世界大戦と同様、世界の火薬庫と成り果てたのでした。クライシス系シナリオでは南ドイツと西ドイツの周辺が真っ先に燃え上がるようで、オランダ、ポーランド、スイスあたりが大健闘する展開が見られることも。
中東
2020シナリオと特に変わったことが見られないこの地域。開発者にしてみれば、わざわざ爆弾を仕掛けなくとも勝手に燃え上がるからいじる必要を感じなかったのでしょうか。イスラエルとイランのお約束コンビが火薬庫に火をつけて回ってくれます。
アフリカ
旧バージョンでは世界でもっとも平和な地域であったアフリカも、最新パッチでは熱い戦場と化しています。しかしながらこの地域の紛争は大半が民族紛争や内乱であったりするので、主権国家どうしの戦争がメインのこのゲームではいささか無理がある。
アジア
ロシア連邦、中華人民共和国の解体により世界が平和になったと思いきや逆に大混乱になってしまったのがこの地域。その結果、日本とインドが地域の超大国に、パキスタンなど中堅国も生き生きしてきます。東アジアの火薬庫はやはり朝鮮半島北部。何が不満なのか国境を接するすべての国に宣戦布告して袋叩きにされたりとおちゃめな行動をとってくれます。日本に関しては島国という特性上、AI操作の場合は日本列島に引きこもってしまう為、結局世界には何の影響も及ぼさない可能性が非常に大きいです。海軍と空軍をAIが有効に使ってくれればと。。。(空母や強襲揚陸艦、B-2爆撃機なんかAIがもっても宝の持ち腐れですわ)
オセアニア
「何をどうやっても活躍するのは無理でしょう」といわれかねない太平洋の島嶼部か国連(信託統治領の首都は中米だが国連本部はシドニーにあるのでオセアニアなのでしょう)に編入。ほかにも本国の分裂によりどうしょうもなくなった海外植民地も国連に合流。太平洋やカリブ海を中心とした一大海洋国家が誕生しています。しかしながらその国力は弱体。オーストラリアとニュージーランドは現行のまま。
World 2020 in Crisis (世界危機 2020)
開始年:Jan 1 2020
選択できる国と地域の数:186
世界情勢:2009年の世界地図とほぼ同じ(北キプロスをトルコが、南キプロスをギリシャが領有してたりする)
*World 2020に較べてAIが好戦的に感じます。
World 2020
開始年:同上
選択できる国と地域の数:同上
世界情勢:同上
*これがいわゆるグランドキャンペーンだと思います。
World 2020とWorld 2020 in Crisisの違い
両方を一月程度やってみれば嫌でも違いが分ります。
ちなみにクライシスを先ほど試したとこと2002年2月1日現在で、
イランVSトルコイランVSシリアカザフスタン・台湾同盟VS北朝鮮ロシアVS中国インドVSパキスタンインド・タイ・インドネシア・フィリピンVSミャンマー中国VS北朝鮮アルゼンチンVSブラジル・チリヴェネズエラVSブラジル
の戦争が発生し、デフコン2もしくは3の国は、
デフコン2の国アラブ首長国連邦グルジアタジキスタンアフガニスタンブルガリア東ティモールコロンビアデフコン3の国イスラエル
となっています。
・Campaign の中のWorld 2020 In Crisis.Scenario には、 World 2020.Scenario には無いhotrelations: Y が記述されている。hotrelations: Y に何の意味があるのかは不明。
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