大舘隆司(おおたてりゅうじ)

バンダイナムコスタジオのプロデューサー。
美術の教員になろうと考えていたが、ナムコの映像作品『未来忍者 慶雲機忍外伝』が展開していたメディアミックスに「開眼」し、「今後そのような作品が創れるのなら、映像の部分を創ってみたい」と考え1991年にナムコに入社。しかし入社すると映像プロジェクトがなくなったことを知らされたという。グラフィッカーとしてCGプロジェクトに2年かかわった後業務用アーケードゲームの企画をやることとなり、『サイバーコマンド』でデビュー。その後はアーケードチームでの活動やナムコ・ナンジャタウンのアトラクションのディレクションなどを行う。
企画者が自由に様々な企画を考えるという場において、『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー』の原型となるゲームをプレゼンした。それがテイルズ オブ シリーズのプロデューサー・吉積信氏の目に止まり、2年越しの試行錯誤により『レディアント マイソロジー』となり、以後テイルズ オブ シリーズにかかわるようになる。吉積が手を挙げなければ「エースコンバット」の方に行っていたという。
声優と俳優を区別して考えておらず、『テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3』のロックス役に俳優の相葉裕樹氏を起用したのはそのことが起因している。好きなキャラクターはカイウス。
テイルズオブシリーズの仕事履歴は、
テイルズ オブ ザ テンペスト(2006年)スペシャルサンクス
テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー(2006年)プロデューサー
テイルズ オブ イノセンス(2007)制作プロデューサー
テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-(2008年)スペシャルサンクス
テイルズ オブ ヴェスペリア(2008年、Xbox 360)スペシャルサンクス
テイルズ オブ バーサス(2009年)制作プロデューサー
ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊(2010年)制作プロデューサー
テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(2010年)プロデューサー
テイルズ オブ ザ ワールド レディアント マイソロジー3(2011年)プロデューサー
テイルズ オブ イノセンス R(2012年)プロデューサー
テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ(2012年)プロダクトマネージャー
テイルズ オブ ザ ワールド ダイスアドベンチャー(2012年)プロデューサー
テイルズ オブ ザ ワールド タクティクス ユニオン(2012年)プロデューサー
テイルズ オブ カード エボルブ(2012年)プロデューサー
テイルズ オブ ハーツ R(2013年)プロデューサー
テイルズ オブ ビブリオテカ(2013年)プロデューサー
テイルズ オブ リンク(2014年)制作プロデューサー
テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア(2014年)スーパーバイザー
アニメ「ているず おぶ 劇場」(2012年)企画・原案、てい劇支配人
最終更新:2024年03月22日 12:48