魔鏡を使って幻影等の
魔鏡術を操る一族の職業。始祖は
ヨーランド・ビクエ・オーデンセという女性で、初代ビクエ「ヨウ=ビクエ」でもあった。
無限のエネルギーを力に変える魔鏡兵器の使い手を指す意味でも用いられる。
キラル分子を用い、全てのものに宿る
アニマを魔鏡で操る事ができる。
誰でもなれるわけではなく、一部の限られた家系にしか能力が受け継がれない。また、鏡士の才能は訓練もある程度必要だが、血統によるところが大きい。
「尊き異能である鏡士の異能の力は我欲の為に振るうのではなく、世の為にその力を振るえ」というのが掟。
鏡士の一族の殆どが
オーデンセに住んでいる。その為、オーデンセが流星群の落下により滅んだ後、イクスとミリーナには当初、鏡士は二人以外にいないと伝えられていた(後に
ゲフィオンに真実を伝えられる)が、
救世軍にも鏡士がいる模様。また、
セールンド王宮にもゲフィオンをはじめ数人の鏡士がいる。
鏡士の中でもその才覚と実績を認められた者には、鏡士の最高位として「ビクエ」の称号が与えられる。「ビクエ」の称号を持つ者はあらゆる
魔鏡術に精通している。
アニマやキラル分子に敏感な感覚を有すため、アニマに異常があったり大量の種類がある空間に入ると「アニマ酔い」になる事がある。
大昔に
ビフレストから入った文化の影響で、鬼門等の風水を気にする鏡士もいる。