ティル・ナ・ノーグ

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登場作品

レイズ

広い海と大小無数の島々で構成された世界。首都はセールンド
「鏡映の女神」と呼ばれる女神が創造神とされている。創世神話では、「この世界はダーナの揺り籠である。罪を背負った人々は、罪を贖い、浄化しダーナの揺り籠に生まれ落ちた」とされており、この事からナーザはティル・ナ・ノーグを「ダーナの揺り籠」と呼ぶ。
キラル分子の力により繁栄期を謳歌している。だが、嘗てはキラル分子を強大な力に変える魔鏡兵器の開発に明け暮れ、世界大戦が勃発、「魔鏡兵器カレイドスコープ」がその戦いで猛威を振るった結果、世界全体のアニマを分離しやすい状態へと陥れ、多くの森や大地、そこに住む人々が光る砂となって消えていく等、滅亡の危機に瀕した。
これを深く悔いたカレイドスコープの開発者である鏡士の一人が「アイギス計画」を遂行し、世界の危機は救われ、現在に至る。
しかし、本編開始時点より、アイギスの崩壊が始まり、その破片が流星群として降り注ぎ、その威力で各地の島が消滅する等、再び滅びの危機を迎えてしまう。
現在は、滅びの危機から世界を救おうとするイクス達の活動により、多くの具現化大陸が誕生しているが、具現化大陸は同じアニマを持つ大陸同士で繋がる傾向がある。

+ ティル・ナ・ノーグの世界
P…アセリア領
D・D2…ファンダリア領
E…オルバース領
S・SR…テセアラ領
R…カレギア領
L…ウェルテス領
A…オールドラント領
T…アレウーラ領
IR…レグヌム領
V…テルカ・リュミレース領
HR…原界(セルランド)領
Gf…エフィネア領
X・X2…リーゼ・マクシア領
Z…グリンウッド領
B…ミッドガンド領
以上はアスガルド帝国によるそれぞれの大陸の命名。
領土として設定されていないがジルディアとシスロディア大陸(Ar)がある。

+ ネタバレ
実は、本編でイクス達が冒険するティル・ナ・ノーグは、オリジナルのティル・ナ・ノーグではない。
オリジナルのティル・ナ・ノーグは魔鏡戦争で、魔鏡兵器カレイドスコープが使用された際に発生した虚無及び
カレイドスコープにより消滅したビフレストの人々や大地が変じたアニムス粒子の暴走により、
セールンドとオーデンセ周辺を残して消滅。
そこでゲフィオンは、「アイギス計画」を発案。
鏡の盾「アイギス」を作り出してセールンドとオーデンセを虚無から防護し、
その上に「過去のティル・ナ・ノーグ(オーデンセとその周辺は本編の時間軸から20年前、それ以外は11年前)」
を具現化し、これがプロローグ時点でのティル・ナ・ノーグとなる。

しかし、このティル・ナ・ノーグも救世軍がアイギスを破壊した事で大半が崩壊。
崩壊した部分にはイクスやファントム達による「異世界の具現化」で生じた大陸が発生した。
その後、終章で死の砂嵐を封印する為にイクスが行った「スタック・オーバーレイ」の
意図的な暴走により鏡殻変動が発生、この日以降、大地を魔鏡結晶が覆うなど、
ティル・ナ・ノーグは三度姿を変える事になった。

また、このティル・ナ・ノーグ自体が太陽神ダーナ(実は人神)の心核から具現化された世界であり、
本来の世界(一度目の世界)はニーベルングと呼ばれている。
ニーベルングはすでに滅んでおり、ダーナの心核から具現化されたティル・ナ・ノーグも上記にある通り、
何度も滅びては具現化で創り直されている。

4部終章ではバロールがゲフィオンたちがカレイドスコープで消し去った人々を『月』に具現化。
そのため4部終章以降は本来の月と『月』と呼ばれる過去のティル・ナ・ノーグの民が住む星の二つが衛星として存在している。
『月』と呼ばれる過去のティル・ナ・ノーグの民が住む星はコダマたちの時代では惑星イデアと呼ばれている。
逆にコダマたちの時代ではティル・ナ・ノーグは「アスガルド連邦」と呼ばれている。
リコレクション序章ではコダマが「揺り籠(揺り籠の世界)」と呼んでいた。

+ ティル・ナ・ノーグの年表。ネタバレ含むため閲覧注意
  • 2010年(本編の1200年前)…アスガルド帝国が成立
ヨウ=ビクエは帝国時代初期に生まれた人物 ルイス・アイフリードはヨーランドの幼馴染

アスガルド帝国が分解、瓦解して小国が乱立する時代となる。その時に残ったのがセールンド王国とビフレスト皇国
  • 3113年…二国間で終戦協定が結ばれる
  • 3222年(本編の15年前)…ビフレスト皇国がオーデンセを襲撃、一人目のイクスが死亡。魔鏡戦争勃発。
  • 3225年(本編の12年前)…ゲフィオンがカレイドスコープでビフレスト皇国を滅ぼす。
終戦協定が結ばれ、ビフレスト皇国の皇后エルダと皇女メルクリアがセールンド王国へ人質として連れてこられる。
  • 3227年前後(本編の10年前)
死の砂嵐が起き、セールンド周辺海域以外が全て消滅。ゲフィオンとフィリップが8年を費やして全ての大陸と人々を具現化。
  • 3235年(本編の2年前?)…ゲフィオンがアイギス計画を発案。
二人目のイクスとミリーナを自分たちの記憶を経由して具現化する方法を開発。フィリップがファントムを生み出す。

第一部開始時が3237年(二人目のイクスとミリーナは3217年から具現化)。この時にアイギスを救世軍に破壊され再度世界の大半が崩壊。三人目のイクス(主人公のイクス)を具現化する。
3部1章がティル・ナ・ノーグの暦で3238年。
そこから4部終章までの経過年数が不明だが、アスガルド大戦(イクスたちとアスガルド帝国の戦争)から1年後に虹の夜が発生。
幻影種の大規模襲撃によりティル・ナ・ノーグに住む人々は絶滅したという。
約223年後の世界であるコダマたちの時代では「ティル・ナ・ノーグ」というのはかなり昔の呼び方であり「アスガルド連邦」と呼ばれている。


関連リンク

関連項目

類似項目

最終更新:2024年04月24日 19:03