鏡映点(きょうえいてん)

+ 目次

登場作品

レイズ

異世界等、大規模な対象を具現化した際に、その具現化の術の核となっている存在で、具現化された異世界で強い力を持つ及び異世界で大きな影響を与えた存在が鏡映点となる。
鏡映点達は、元の世界の本人の記憶を持ったまま具現化される。逆に鏡映点でない場合、元の世界の記憶は無い事が大半。
今作における歴代テイルズオブのキャラクターは殆どがこの鏡映点と呼ばれる存在である。
大規模な具現化の術は鏡士の力だけでなく、鏡映点が持つ、ティル・ナ・ノーグに対象を繋ぎ留める楔としての力も必要であり、鏡映点に万一の事が起こると、具現化した存在を保てなくなってしまう。
鏡映点の持つアニマはティル・ナ・ノーグのアニマとは異質の存在であり目立ちやすいうえ、強い力を持つ故に光魔に襲われやすい。
イクスミリーナ達は、異世界の保持の為に彼ら鏡映点を保護して仲間にし、彼らの助けを受けながらティル・ナ・ノーグを滅びの危機から救う為活動する。一方で、マーク救世軍も鏡映点の確保を狙っている。
第103代ビクエことフィルは「具現化された元の存在とは似て非なる存在、運命の分岐点から違う道を歩む自分の可能性」として鏡映点を「リアライザー」とも呼んでいる。
また、鏡映点の中でもアニマを逆流させる力を持つ者は「特異鏡映点」と呼ばれ、救世軍は特異鏡映点の確保を特に優先して行っている。

その後、ファントムが13章で行った具現化及びアスガルド帝国が建国以後続けている具現化の影響で鏡映点が爆発的に増加。
彼らを助ける一助とする為、ミリーナはキール研究室やカロル調査室のメンバーと協力して聞き込みを行い、鏡映点の可能性がある人物のリストを作成。
リストには鏡映点候補の名前と特徴のほか、顔写真(過去の記憶を紙に写し取る「写真」を創造する魔鏡機器「カメラ」を専用の魔鏡装置に繋いで、各々がイメージした鏡映点候補の顔を転写したもの。ただし、人の心や記憶はバラバラであやふやな為、ぼやけて映っている)が添付されている。
鏡映点候補には一行の鏡映点の元の世界での仲間のほか、敵対者も含めている為、リストはかなり分厚くなっており、コーキスは「武器になりそう」とげんなりしていた。
ただし、具現化時期において面識がない人物や、具現化されている人物の出身世界以外の新たな世界から具現化された鏡映点については捕捉できない関係上、リストに漏れが生じる可能性もある。実際に、リムルについては、カイル達が彼女と面識ができる前から具現化されている為、彼女の事はリストには記されていなかった。


関連リンク

関連項目

類似項目

最終更新:2020年04月17日 00:06