アリエッタ(ありえった)

概要

アビスに登場したキャラクター。

登場作品

+ 目次

アビス

「地の果てまで追いかけて……殺しますっ!」
年齢:16歳 性別:女性
身長:148cm 体重:42kg
クラス:魔物使い 誕生日:ND2002年
声優:雪野五月
ローレライ教団の教団兵「神託の盾(オラクル)騎士団」の幹部「六神将」の一人。
通称「妖獣のアリエッタ」。
凶暴な魔物を使役する内気な少女。
元導師守護役(フォンマスターガーディアン)。

+ ネタバレ
ホド近隣の諸島にある島の1つフェレス島の出身者で、ホド崩落に伴う大津波で両親を亡くした。
以後、ライガクイーンに育てられ、その中で魔物と会話する能力を身につける。
アリエッタの小柄な体格や拙い言葉遣いは、満足な栄養を摂れずに育ったのと、きちんとした教育を受けられなかったのが一因。
やがてローレライ教団に保護され、導師イオンの希望で導師守護役となる。
当初は言葉も話せずペット同様であったが、イオンに言葉を教えられ、やがてイオンに対して全幅の信頼と愛情を抱くようになる。
イオンもまた彼女に対してのみ心を開くようになるが、イオンは12歳でこの世を去る事が預言に詠まれていた。
このためイオンは死後レプリカにすり替えられるのだが、その事実を悟らせないよう、また被験者のイオンの希望(自分以外に仕えて欲しくない)から、被験者の死と同時に導師守護役を解任される。
アリエッタ自身はそうした経緯を一切知らされておらず、後任の導師守護役であるアニスがイオンを奪ったと勘違いし、激しい嫉妬と憎しみを抱いている。
また守護役を解任された後、魔物と会話する能力をヴァンに買われ「六神将・妖獣のアリエッタ」として行動するようになる。
フォミクリーで故郷・フェレス島を復活させるという約束でヴァンに協力しているようで、彼の計画の真の目的は知らされていない様子。

作中ではタルタロス襲撃時に魔物を指揮して乗組員を虐殺後、フーブラス川で本格的に登場。
チーグルの森でルークらが殺したライガクイーンは彼女の育ての親であり、その戦闘で割れた卵は自分の弟妹になるはずだった命だと告げ、一行への復讐を宣言。
結局障気の発生でその場は収まったものの、コーラル城にて魔物を引き連れルークらと戦闘。敗北する。
また中盤ではロニール雪山でリグレットラルゴと共に登場。戦闘後雪崩に巻き込まれ一時消息不明となる。
終盤で復活するが、モースがイオンを危険に晒そうとしていた事から六神将陣営に反発。
ルークらを包囲するリグレットに攻撃し、彼らを助ける代わりにイオンを守るよう依頼する。
その後リグレットを撃退したものの深傷を負い、動けるようになったのは既にイオンが死亡した後であった。
このためイオンを裏切りモースに引き渡したアニスを仇とみなし、決闘を挑む。
母の死地であるチーグルの森で、母や弟妹、そしてイオンの仇討ちとして、魔物と共にルーク一行と戦い敗死。
最期までオリジナルイオンの死を知らずに命を落とした。

レイズ

+ ネタバレ
フェアリーズレクイエム編7章にてアスガルド帝国側のキャラクターとして登場。
ティル・ナ・ノーグには被験者イオンが具現化しており、彼の守護役として勤めている。
アニスの仕えていたイオン(本編に登場するイオン)を「ニセモノ」「レプリカだからニセモノイオン」と呼んで憚らない。

しばらくストーリーに登場するのみだったが、イベント「深淵に奏でる旋律」にてプレイアブル化。
本編でグラスティンに被験者イオンを惨殺された挙句復活もできない事を告げられ心が壊れてしまっていたが、リグレットやアニス、ティアの活躍で正気を取り戻す。
以後はリグレットと共にナーザ陣営につき、グラスティンへの復讐を胸に生きる活力を取り戻す。
元の世界での事はボカして伝えられており、被験者イオンも亡くなったのではなく療養のためにレプリカと入れ替わったと説明されている。
このためか、助けてくれたアニスにお礼を言い、レプリカイオンに対しても「導師」と呼ぶなど、パーティメンバーへの態度も軟化している。

なお原作の戦闘では自立して譜術を行使するのみだったが、本作ではなんと常時ライガに騎乗している。
このため素早く移動し、近接戦闘もある程度こなせるようになっている。


最終更新:2024年03月07日 15:06