元々先天性アニマ欠乏症を患っており、
鏡精を殺して作った薬で命を永らえてきていた。
自分が生きながらえるための薬が鏡精の犠牲の上に成り立っていることを知り自身が全てを救うことを望むようになる。
そのため全てに同情し可能な限り救いの手を差し伸べ救おうとするが、手に負えなくなったり目的のためなら容赦なく捨てるという矛盾した性格をしている。
当初メルクリアを育てたのも祖国が滅ぼされた上に母親に自害され先立たれたという身の上を憐れんだからであったが、最終的にはそのメルクリアも
ニーベルングへの回帰という目的のためなら平気で使い捨てようとしていた。
ティル・ナ・ノーグのことも最初は正しく治めようと考えていたが、
具現化で生き長らえてきた偽りの世界だとニーベルングへの回帰のために滅ぼそうと考える。
「嘘も真実も
現 も幻も、俺は全てを守りたい」というイクスたちと「嘘は嘘でしかない。嘘で塗り固められた世界を破壊する」というデミトリアスは決裂。マクスウェルの精霊装を纏った彼と戦うことになる。
イクス、コーキス、ナーザの秘伝魔鏡術の連携を受けマクスウェルの精霊装を強制的に剥がされたデミトリアスは強力すぎた精霊装の反動で亡くなった。