イクスと
ミリーナの幼馴染の
フィリップ・ビクエ・レストンこと「フィル」が創り出した、二人目の「フィル」。
本編開始前に
フリーセルを殺害して救世軍の実権を握ると一人目の意思に反した行動を始めた。
魔鏡技術に対して偏執的な感情を抱いており、目的を達成するために異世界の具現化を独自に行っている。
その目的は彼が望む「歪んだ私の望む、私と彼女(ミリーナ)のためだけの真に正しく歪んだ新世界」を生み出すこと。
それを行われると今までイクスたちが具現化した世界が滅びてしまうため、その阻止のためイクスたちは立ち上がる。
終章後編ではイクスたちとフィルが具現化した三人目のフィル(
ジュニア)により倒され、野望は潰えた。
その際に死んだと思われていたが、2部11章にて生きる意志だけが残った自我のない状態で生きていたことが判明した。
ローゲが
ラムダを移した際にはラムダの寄り依となるが、ラムダの強い治癒能力により人格が復活しかけてしまう。
ラムダがアスベルに移った後はバルドの新たな身体として使われることになった。
バルドが死の砂嵐に還った後は再びイクスたちの陣営に保護されている。
ラストクレイドル編14章で本格的に目覚め、自身を人体万華鏡と化して死の砂嵐を封じている
ゲフィオンを救おうとするも彼女を救うことは叶わなかった。
エピローグでは混乱する『月』をまとめるために
ネヴァンと共に『月』へ行くことにしたようだ。