ルークの日記、あらすじ

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はじまりは歌とともに


23day,rem,rem Decan
ND 2018

また退屈な一日が始まった。

考えてみれば、七年前の誘拐事件以来、ろくなことがねぇ。軟禁されるわ、昔の記憶はなくなるわ、頭痛に幻聴まで聞こえる始末だし。
でも、今日はヴァン師匠せんせいが屋敷に来てるから、退屈しなくて済むかもしれない。早く応接室に行こう!
応接室ではマジ落ち込む話を聞いた。俺の剣術の師であるヴァン師匠せんせいが、稽古に来られなくなった。
師匠せんせいが所属してるローレライ教団の、導師イオンって奴が行方不明になったんで、捜索に駆り出されるらしい。すげぇムカつく!
それで、師匠せんせいが別れの挨拶代わりに、中庭で、剣の稽古をつけてくれることになった。

夜の渓谷


変な女はティアって名前らしい。
超振動とか、第七音素セブンスフォニムとか、訳わかんねーことばっかいいやがる。顔は綺麗なのに、中味は最悪だ。
結局ティアが俺をバチカルの屋敷まで送ってくれることになったんで、俺たちは、渓谷を出ることにした。
渓谷の出口まで来ると、辻馬車の馭者がいた。首都まで行くらしいんで、ティアのペンダントで乗車賃を払って、辻馬車に乗ることにした。あー、これで楽ができるぜ。
辻馬車での移動中に、すげぇ音がして目が覚めた。マルクト軍の陸上装甲艦が、漆黒の翼って盗賊を追跡してるらしい。

マルクト帝国


それで気付いたんだが、俺たちはキムラスカ王国じゃなくて、敵国のマルクト帝国にまで飛ばされていたらしい。
しかも辻馬車の行き先は、俺たちが目指すキムラスカの首都バチカルじゃなくて、マルクトの首都グランコクマだった。
でも今更間違いに気付いたところで、バチカルに帰る為の橋は、漆黒の翼が逃げるために破壊しちまって引き返せない。
仕方なく、近くにあるエンゲーブの村へ向かった。

食料の村エンゲーブ


俺たちはマルクト帝国にある食料の村エンゲーブに辿り着いた。だっさくてつまんねーところだぜ。

それでも食料の村って言うだけのことはあって、うまそうな林檎があった。ちょっと味見したら金払えとかいいやがる。
今までは物売りが屋敷まで来てたし、俺が金を払うことなんてなかったから、何がなんだかわからなかったが、うるさいんで適当に払っておいた。
これからも買い物するときはこうなんだな。めんどくせぇ。
その後宿屋に行ったら、食料を盗まれたって大騒ぎしてやがった。
馬鹿馬鹿しいと思ってたら、いつの間にか俺が犯人にされて、村長のローズとか言う奴に突き出されちまった。
ローズのところには、マルクト軍のジェイドって眼鏡野郎がいて、すぐに俺が盗賊じゃないと見抜いた。
その後、ローレライ教団の導師イオンって奴が来て、食料泥棒の犯人がチーグルって魔物だって言ったんで、俺はなんとか無罪放免になった。
だけどむかつくことに変わりはねぇ。しかもイオンって奴は、行方不明なんじゃなかったのか? なんでこんなところにいるんだよ。
イオンって奴から色々聞きたかったけど、今日のところは宿で休むことにした。