自身以上の才能を持つパスカルを長年間近で見続けていたため、彼女に対する根深い嫉妬を抱いている。
フーリエが進めている火の煇石から
原素を大量に抽出する為の研究も、元はパスカルが途中で放棄したものだったが、対抗心から妹の研究を勝手に持ち出してフェンデルに売り込み、現在の地位を獲得。その成果を
大紅蓮石に対して使用できるところまで上り詰めた。
その為、パスカルの研究が火の原素の危険性故にわざと放棄されたものだったと、他でもない妹自身の手で明かされた際には逆上。今までの鬱屈した感情をパスカルにぶつけてしまう。
(フーリエは研究の危険性に気づいていなかった)
大紅蓮石の爆発によるフェンデル消滅の危機はすんでの所で回避されたが、その際にプロジェクトの協力者であった
カーツ・ベッセルが死亡したことに責任を感じ、以後はパスカルと距離を縮めていく。
パスカルが
フォドラへ旅立とうとする際には、自ら開発した生体兵器・
ヴェーレスを駆って妹の行く手を遮る魔物達を蹴散らし、その後もパスカルの身を案じている。