遺跡船(いせきせん)

レジェンディア

概観


+ 遺跡船・外観

上陸する際に見える風景。
ほとんどひとつの島にしか見えない

+ 遺跡船

船の上の大地ということを表した図

概要

全長:120km
全幅:60km
全高:9km
航行速度:状況に応じて変化
平均速度:時速30km
最高速度:時速120km
人口:約1500人
陸の民:1400人
水の民:100人
モフモフ族:300人

島ほどの大きさを持ち、その内外に太古の文明の遺跡が現存する遺跡船
大沈下から4000年、長らく世間の目から姿を隠し続けていたが、
本編開始の実に15年ほど前にその姿を確認され、注目を浴びるようになったのだという
船上の環境は航路に左右されるのだが、本編中は温帯地域を航行しているため
温暖な気候が保たれている。
歴史的には15年前に陸の民が発見したことになってはいるが、
実は発見前から既にモフモフ族がこの地で暮らしていた。
さらに時代を遡ると、元々は陸の民の祖先が使っていた宇宙移民船だったのだが
陸の民はそのことを知らない。遺跡船の核であり、動力を担っているのも宇宙移民船。
したがって本質的には巨大な宇宙船なのだが、船上に正体不明の建造物が
多く見られること、そしてそれが海上を移動してることから遺跡船と呼ばれるようになった。

この宇宙移民船で飛来した陸の民の祖先は、設備のひとつである光跡翼で大地を作り、
この星を自分たちの住み良い環境へと作り変えた。
その後宇宙船はエネルギープラントとして有効活用されていたわけだが、
陸の民と水の民との存亡を掛けた戦争により、戦争そのものは陸の民の勝利で終わったものの
水の民の手に宇宙移民船が落ちてしまい、パワーソースを失ってしまった。
陸の民に敗北し元の住処を失ってしまった水の民たちは、奪った遺跡船を核として
周囲に陸地を形成し、移動する大地としてここを自らの国と見定め、元創王国を興した。

現在では陸地部分を付加したことと、水の民による大規模な改造と主要施設の封印により
元の宇宙移民船の頃とは原型を全く残さないほどに大きく変化しているが、飛来当時の機能は
1万年経った今なおそのまま保持しており、船のスペック的にはすぐさま飛び立つことも可能だが
操縦方法そのものが失われて久しく、誰もその術を知るものがいないために
長らく眠ったままになっている機能である


最終更新:2014年07月31日 07:30