大樹カーラーン(たいじゅかーらーん)

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ファンタジア

ダオス世界樹ユグドラシルを呼ぶ時に用いる呼称。


シンフォニア

彗星デリス・カーラーンのマナの源となっているもの。
かつてエルフがデリス・カーラーンから移住するときに地球に移植した。
そうすることで地球マナを導き、生命の源を得た地球は、数々の精霊を生み、人間やドワーフを生んだ。
しかし、カーラーン大戦によってマナを消耗され、停戦時には大いなる実りのみを地上に残して朽ち果てようとしていた。
彗星からマナを得れば大樹として復活できるが、彗星の接近は数十年後であり、
それまで、世界を二つに分断しマナを吸い合い少ないマナで耐えねばならなかった。
後の彗星の接近時、二つの世界の指導者たちはマナの独占のために大軍をひきいたが、
マーテルの犠牲により、からくも大いなる実りを守ることができた。
しかし、このとき大樹復活のためのデリス・カーラーンのマナはマーテルを救うために
マーテルと大いなる実りを融合しマーテルの精神を維持するために使用され、大樹は復活することができなかった。
以降、4000年たった現代では伝説上のものとされている

TOSラタトスクの騎士

かつてカーラーン大戦以前に存在したとされる大樹。
大樹カーラーンの精霊にして魔物やセンチュリオンを統べ、魔界の門を守るラタトスクが宿っていたが
カーラーン大戦で樹が枯れて以降はギンヌンガ・ガップの魔界の門に移ることになった。
ちなみにテネブラエによると大樹カーラーンはそもそもデリス・カーラーンにあったもので、
それをそのまま地球に移すとデリス・カーラーン自体が崩壊するため、デリス・カーラーンに大樹を株分けして残したとのこと。

TOPなりきりダンジョン

デリス・カーラーンに存在する大樹。星の民からは大樹カーラーンと呼ばれている。原作GBでは大樹カーラーンの「番人」がノルン。北欧神話でノルンとはユグドラシルの番人である運命の女神を指す。ノベライズ版およびなりダンXではノルンは大樹カーラーンの精霊と設定されている。
パレスセダムとパレスグドラの戦争により魔導砲が使われた影響で枯れ果て、デリス・カーラーンは滅亡の危機に陥った。
母星を救うため、ダオスは空間転移を用いてアセリアへと飛ぶことになる。
クレスの話によると大樹がなくても魔術と魔科学を失うだけで済むアセリアの世界樹ユグドラシルと異なり、大樹そのものが星の命を支えている代物となっており大いなる実りがなければ星の生命が脅かされるほど重大な要素だったとの事。

レイズ

1部9章にて、シンフォニアの世界のアニマを元に具現化されたテセアラ領の世界樹として具現化されている。その経緯上、ラタトスクはこの大樹の精霊として繋がりを有している。
しかし、具現化された際にファンタジアとラタトスクの騎士の世界のアニマが流入し、キメラ具現化が発生。大樹はファンタジアの世界のアニマに対する拒絶反応を起こし、根が暴走。街の一つが壊滅、人間牧場が半壊する被害を及ぼした。
最終的にイクス光魔の鏡の内部の空間に入って、そこで混ざり合っていたアニマを分離した事で正常な具現化状態に修正され、暴走は終息した。
イベント「ラザリスとカノンノ」では、ラザリス具現化に伴うレイヤード処理がなされた結果、内部に「生命の場」ができた。
ダオスの妨害を受け世界樹ユグドラシルの生命の場を諦めたラザリスは、こちらの生命の場を奪おうと画策したが、イクスカノンノに阻止された。
しかし、フェアリーズレクイエム編11章では、死鏡精に寄生されてしまい、死鏡精がキラル分子を内部に大量に集めている影響で、異常成長が観測されている。
イベント「彷徨える大樹の精霊」では、アスガルド帝国が精霊マーテルを具現化しようとして失敗した際に歴代の神子達の魂が具現化。彼女らの魂は精霊の如く大樹に宿っていたが、ラザリス具現化によるレイヤード処理や死鏡精の寄生により、大樹が変質して、宿る場所が失われ始める。そこへ、帝国が再びマーテルを具現化しようとして失敗した結果、「大樹カーラーンの精霊はマーテル」と大樹の理が書き換えられた事が決定打となり、ラタトスク共々世界樹との繋がりを断たれてしまう。精霊であるラタトスクと違い、大樹との繋がりを再び得る事ができなかった彼女らの魂は、マーテルと融合するまで、世界を彷徨っていた。


関連リンク

関連項目

類似項目


最終更新:2024年03月25日 22:46