モフモフ族

+ 目次

登場作品

レジェンディア

ラッコが進化した種族。
平均的な身長は1m~1,2mであり、全体的に小柄。
寿命は約30年であり、7,8年で立派な成人となる。
雑食性だが、特に好んでホタテを食べる。
争いを嫌う穏やかで純粋な一族であるが、やる時はやる一面も持っているらしい。
基本的には陸生だが、泳ぎが得意でありお腹で貝を割るなど、
進化してなおラッコの特性を色濃く残している。
現在は遺跡船内に約300人ほどの個体が細かく分散して生息しており、
それぞれ遺跡船の要所要所の重要施設に潜り込んでいる。
横の繋がりが強い上に密かに連絡を取り合っていることから、
情報伝達力はあなどれない。彼らこそが「不可視のジェイ」の情報力の源である。

+ ネタバレ
元々は陸の民の祖先に宇宙移民船内でペットとして飼われていたただのラッコであったが、
宇宙移民船に搭載されていた自動進化プログラムの補助もあり、この星で長い間暮らすうちに
人間に匹敵するほどの知的進化を遂げた。技術的には既に人を凌駕しているほどである。
(人間の技術水準が退化したと言ったほうが正確かもしれないが)
文明のベースは陸の民が爪術の研究過程で生み出した「爆水機関」なるものらしく、
ここにアレンジを加えて独自の文化を築き上げた。
元創王国の崩壊後、水の民が去った遺跡船で発展を遂げ、失われた一時代を担った。
彼らは長く住み続けた遺跡船に愛着を持ち、誰も船から出て行くものは無かったという。
宗教的な概念は発達していないが、人間で言う天国に相当するホタテ界を信じ、
死んだものはホタテ界に行くものと説いていたりもする。


最終更新:2018年07月14日 22:03
添付ファイル