テルクェス(てるくぇす)


登場作品

レジェンディア

分類されるなら爪術の一系統とされる技術であるが、
水の民以外には使用できないため研究は進んでおらず、
爪術との定義分けは為されていない。
それがために陸の民側から見れば殆ど未知の力となる。
逆に水の民にとっては一般的な技術であり、テルクェスが
出せるようになって初めて一人前と認められるようになるのである

厳密に言えば、テルクェスとは滄我の力の一部を利用し、
使用者が己の意思で様々な形の幻像を創り、使役する術となる
シャーリィが纏う翼状の光、同じくシャーリィが飛ばす羽状の光、
ワルターの黒い翼や魔物もテルクェスで、このように使用者によって
用途や形状は千差万別となる。
陸の民より遥かに滄我と交感している水の民は、自らの心や意思の力を
色だけでなく形として具現化できるということである。
ワルターが出す魔物型テルクェスは、陸の民がテルクェスの概念を理解していないため
勘違いから「ガスト」と呼称して分類しているに過ぎない。
優れた術者はテルクェスの数や形状を自在に変化させることが可能であり、
発想次第でその応用性は限りなく無限に広がっていくのである

唯一、色だけは生まれたときから決まっており、変えることは出来ない。
これは自らが生まれもった魂の色であり、持つものの体調や精神の安定性により
濃淡や輝きの強弱があっても色自体が変化することはない

+ テルクェス画像

シャーリィの場合は蝶のような形をしたテルクェスとなる


関連リンク

関連項目



最終更新:2010年10月17日 23:05
添付ファイル