大紅蓮石(フォルブランニル)

グレイセス

フォルブランニルと読む。
「燃えるもの」と名を与えられた大煇石は
フェンデル国民を救うきっかけとなるのか。

ディスカバリーブックより抜粋)

フェンデル氷山遺跡にある大煇石(バルキネスクリアス)のこと。
火の原素(エレス)を吸収、拡散させる性質を持つため、燃え盛る炎の様な形状をし、赤色に発光している。

なお、火の原素は扱いが極めて難しく、他国のように大煇石のエネルギーを活用することは未だ出来ていない。
+ ネタバレ
色煇竜(しきりゅう)の一人、大紅蓮竜が守護している。

カーツは、フーリエがフェンデル政府に提出した技術を基に大紅蓮石の原素を利用できるようにしようと計画していた。
しかし、その技術はかつてパスカルが危険過ぎるという理由で放棄したものであり、下手をすればフェンデルそのものが消し飛ぶ恐れがあった為、アスベル一行は実験を中止させるべく大紅蓮石の所へ向かう。
一行の説得もむなしく実験は強行され、大爆発寸前にまで至ったが、カーツが自らの命と引き換えに実験用機器を停止させたことで事なきを得る。しかし直後にリチャードによって原素を奪い尽くされてしまった。
本編終了後は正常に戻っている。未来への系譜編では、パスカル主導の下で原素を利用できる新技術の開発が進んでいる。

大紅蓮石は世界へ火の原素を送り出しているが、別に原素を生み出しているわけではない。
では、送り出す火の原素はどこから来ているのかというと、周囲から半ば強引に取り込んでいるのである。
その結果、大紅蓮石の周囲からは火の原素が失われてしまう。これが、フェンデルが寒冷地帯となっている原因である。


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最終更新:2021年06月15日 11:03