保安官(ほあんかん)


登場作品

レジェンディア

近年、移住者が増えてどんどん雑多になってきた灯台の街ウェルテスでの防犯思想普及のため、
地域住民または地域の生徒児童に委嘱される防犯ボランティアの名称。「地域保安官」とも。
基本的には街の紛争、トラブルの解決が主任務であり、住人がモンスターに悩まされていれば
そのモンスターを排除して騒乱の解決を図る仕事である。しかしこれは実は最も楽な例であり、
最も多い仕事が人間同士のトラブル。住人同士の諍いごとがあれば中に割って入り
きちんと経緯を追ってまとめ、双方が落ち着いて和解できるように尽力する仕事でもあり、
単純に腕力に秀でて、悪い奴をやっつけていさえすればいいという
腕っ節だけでは到底なし得ない、信頼と献身に満ちた自己犠牲の職業である。
立場的に難しい案件ばかりなのに、報酬はそれほど多いとは言えず、傍から見たら誰が見たって
割りに合わない損な役回りだが、街を運営していく以上誰かがやらねばならない仕事であり、
真面目で責任感の強いウィルは渋りながらもこの立場を引き受け、今も遂行し続けている。

なお、キャラクエ序奏以降はセネルもこの職業に就いている。
というのも、クルザンド戦役、水の民動乱事件の解決以降から序奏までの二ヶ月の間に
遺跡船に大陸から多数の来訪者があり、以前にも増して町が雑多になったために
もはやウィル1人では対応しきれず、応援を雇う意味で源聖レクサリア皇国皇后陛下にして
ウェルテスの町長でもあるミュゼットさんに相談し、セネルがその実力と能力を買われて
正式にレクサリアに雇われる身の上となった経緯がある。


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関連項目



最終更新:2012年08月17日 18:01
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