プリセプツ


登場作品

テンペスト

テンペストにおける「魔法」の正式な呼び方。
空間のエネルギーを操作するための特殊な言語で「空間言語」とも呼ばれる。
レイモーン発祥の技術(文化)とされているが、未だ確証は取れていない模様。
「魔法」の名は過去にレイモーンの民のプリセプツを見た「ヒト」がそう呼んだことに由来する。

この世のエネルギーを、術者の指定した場所に指定した形で集める技術であり、
指定した力が大きい場合は周りの分子の動きを止め、周囲を寒冷化させてしまう特性がある。

術式は構文を組み立てることによって完成し、今日で言えば「プログラム言語」のそれに近い。
作中でも「構築する」「解読する」といった表現が用いられる。

術の行使には、エネルギー源もしくは増幅用の「宝石」の類が必要となる。
通常のプリセプツに使われる一般的な「宝石」は容易に入手できるが、
生命の法のような大規模な術を行う際は相応のエネルギーを秘める貴重な「宝石」が必須とされる。
なお「宝石」が消耗品かは不明だが、ペイシェントに関しては、術を行使する度に1つずつ消費されている。
また、ペイシェントは寒冷化現象を抑える為に使われているという話もある。

レイモーン発祥と言われる技術ではあるが、
作中においてプリセプツを使うレイモーンの民は「ヒト」とのハーフであるルキウスだけであり、
後は元レイモーン宰相クベールが国王を倒す為に2つの強力なプリセプツを構築していたのみである。

プリセプツを戦闘システムの方面から見ると、ダメージ倍率が最大でも600程度とやや威力が抑え目な代わりに、
詠唱が最小50フレーム(約0.83秒)、最大150フレーム(2.5秒)と非常に速いという特徴がある。

また、攻撃系プリセプツは、通常のガードで物理攻撃と一緒に防御が可能。
ダメージ軽減率は本来のダメージの75%分で、物理攻撃と異なり、キャラの向きは影響しない。

ガードを行うボスや人間型の敵には防御されやすい一方で、物理攻撃よりはガードの軽減率が低い為、
他のシリーズと比べると攻撃の切り込みというよりは地道な削りに向いている。

関連リンク

関連項目

最終更新:2010年12月05日 20:02