俺はもう何もしちゃいけないんだ

ジェイ編の導入イベントで見られるセネル自身の生き方の転機を示した台詞
今までステラとの約束を守るため、シャーリィの身の安全だけ護ることだけ
そのためだけに生きてきたわけだが、もうシャーリィは自分が保護してやらなくても
自分の足だけで歩いていける。その事実を確認した際に思わず漏れた言葉。
今まで過保護とも呼べるほどに妹に構ってきたが、これからはその必要も無く
彼女が一人で歩くさまを見届けようという思いが込められている。

なお、この台詞はあくまで「シャーリィの自主性を尊重する」と言う意味であり、
「これからシャーリィの一切に干渉しない」という意味では断じてない。
それが証拠に、このジェイ編中盤ではシャーリィが攫われたことにより再び序盤の
無鉄砲で後先考えない狂犬が顔を出している。シャーリィのことは変わらず心配だが
そこを耐え、シャーリィ自身が自分の身を守れることを信じるのもまた心の強さと言うことである。

そしてジェイ編終盤ではシャーリィはセネルが助けるまでもなく自力で帰還したことで
ようやく本当の意味での「巣立ち」を果たしたと言うことになるわけである。


+ 台詞
遠くを見たような目で何事か悟っておられます


最終更新:2011年10月08日 00:38
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