ミュース族


登場作品

イノセンス

コーダの種族。東部地域に生息するイキモノ。容貌はネズミに似る。
人語を話すことができ、非常に食欲旺盛。
乾燥と飢えに強い分、食べられるときはすごく食べるらしい。

もともとは平原に群れを作り、巣穴を掘って暮らしていた。
その穴に馬が足を突っ込み骨折すること、農作物や家畜が食い荒らされる危険性があることなどから、サニア村の人々が一斉に捕獲し、増えないように管理している。
軽作業を任せる代りにえさを与える、というような契約を交わして共生しているのだが、朝起こしたり、留守番を頼んだり、番犬代わりにしたりというような、本当に軽作業しかできないらしい。
ただ大人しい種族なので、飼いならすのは楽であり、ペットとして大人気だという。


はるか昔は、天上でラティオの農作物の倉庫番をしていた一種族だった。
しかし食い意地に負けて備蓄食料を食い荒らしたため、イナンナの母親である大地母神の怒りに触れ、現在の姿に変えられてしまった。
本来の罰はそこで終わりのはずだったが、「天の食い物にはもう飽きた」と言い残し、自ら地上に降りたという。
最終更新:2010年08月09日 00:09