クルザンド王統国独立師団(くるざんどおうとうこくどくりつしだん)

登場作品

レジェンディア

クルザンド王統国第三王子ヴァーツラフ・ボラドが所有する私設軍隊。
国の保有する兵士の立ち位置的に見れば第三軍に当たる。
彼は第三王子であるため王位継承権が低く、国の保有する兵力のごく一部しか
動かす権利を貰えなかったため軍隊としての規模は小さい。

彼はそれならばと兵士の数ではなく質にその価値を求めるべく
精強な爪術士軍団を作るため、独自に訓練施設を開き、才能のありそうな
子供を戦地でかき集めて子飼いとし、爪術の使い方と格闘技術を叩き込んで鍛え上げ続けた。
数は第一軍、第二軍と比較して少なめであるとは言え、あくまで軍隊としての
規模であるためにヴァーツラフ一人で鍛え上げるには追いつかず、
大多数の子供達を効率よく鍛え上げられる育成カリキュラムによって
画一的な戦闘スタイルを身に付けさせることを徹底させたのだった。

なお、ヴァーツラフが開いた格闘施設だからと言ってヴァーツラフの戦闘スタイルだけを
カリキュラムに組んでるわけではなく、剣術やブレスと言った様々な用途の爪術士軍団を輩出している。
カッシェル、メラニィもまたここから爪術を学んで頭角を現した生え抜きである。
ヴァーツラフが力のみを信奉する男ゆえに、この施設は落伍者も多く出した。
年功序列一切関係なく、ただ力のみを磨く施設ゆえに、落ちこぼれたものは全てそのまま還らぬものとなったという。
そうした狭き門を潜り抜けて爪術士となれたものには相応のプライドが形成されたため、高慢な人間が多く育つ傾向にある。


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関連項目



最終更新:2011年01月11日 15:56