召喚術(しょうかんじゅつ)

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ファンタジア

契約の指輪(正式名称はルーンリング)を用いて精霊と契約を交わし、契約した精霊を自在に使役する術。
この技術を持つ者を「召喚士(サモナー)」と呼ぶ。
アセリア暦4202年では既に失われた技術であり、使用者はこれを独自に復活させたクラースのみ。
彼は古文書を読み解き、エルフの血を必要とせずに召喚を行う理論を確立した。体のペイントや鳴子はそういった努力の結晶。

とはいえ、クラースも研究を進め理論は完成していたものの、契約の指輪が見つからず実践には至っていなかった。
しかし、ローンヴァレイで契約の指輪を手に入れ、更にシルフと契約をすることでようやく召喚術を完成させることが出来た。

本来は魔界の眷属と契約することは禁忌にあたるが、クラースは魔族とも契約を結んでいる。

ちなみに精霊との契約の際の詠唱文は以下のものとなる。
「我、今、(精霊の属性)の精に願い奉る。指輪の盟約のもと、我に精霊を従わせたまえ。我が名はクラース・・・」

シンフォニア

シルヴァラントではすでに失われた、精霊と契約を交わし、契約した精霊を自在に使役する術。
パーティメンバーでの使用者はしいなのみ。
精霊を呼ぶには少しでもエルフの血が流れていることを必要とする(しいなはわずかにエルフの血を引いている)。
前の契約者が死んでいるか誓いを破っているのでなければ、前の契約を破棄して新たに契約を結ぶことはできない。
かつての勇者ミトスも召喚士であり、精霊と契約していた。

+ ネタバレ
カーラーン大戦時にミトスは精霊との契約の際「差別のない世界を作りたい」という誓いを立てて契約していた。
ラタトスクに対しては「大樹カーラーンを発芽させる」という誓いを立てて契約をしていたものの、
世界を二つに分けたまま姉マーテルを復活させることを優先したことにより契約違反となり、全ての精霊への誓いは破られていたが、
新たに契約を結ぶ者はいないため、契約は行使され続けていた。
4000年を経てしいなが新たな契約を結んだことによりミトスとの契約を破棄し、しいなと契約した。
アスカは後の方までしいなによって前の契約を破棄されなかったので、
絶海牧場でミトスによって召喚されロイドたちを助けた(ミトスのロイドたちへの説明はもちろん嘘)。

クラトスウンディーネ(またはシルフ)の前で「前の契約者が死んでいるか、誓いを破っているかもしれない」と言ってミトスとの契約破棄を促しているのは
ロイドたちに新たな希望を見ていたからあえてミトスを裏切るような真似をしたということになるのかもしれないが、
ミトスがロイドたちの精霊との契約をなぜ阻止しなかったのかは不明。
契約不履行だったために阻止できなかったのか、あえて見過ごしたのか…。
しかし後にレネゲードの手により大樹が暴走した時、フォシテスには「我らにはデリス・カーラーンがある」と言っているのであえて見過ごし、
姉さえ生きていれば大地がどうなろうと構わなかったのかもしれない。

TOPなりきりダンジョン(小説版)

クラースの説明の際に「(クラースが)古代ドワーフ族が使っていた『召喚術』を発見した」とある。
ディオ達の時代には召喚術は失われており、学会ではその実践すらも怪しまれていた。

TOPなりきりダンジョンX

今作ではディオとクラースが精霊と契約することができる。クラースはダオス戦役終戦後に契約を破棄しているので再度契約を結ぶ形となる。

TOSラタトスクの騎士

今作でもしいなと精霊の契約は維持されているが召喚するのはウンディーネとセルシウスのみ。

TOWサモナーズリネージ

クラースの研究をもとに、技術が進歩し、人間にも使える一般的魔術として普及。方法も様々な手法が編み出されており、クラースが使用した契約の指輪による召喚術は、特殊な方法とされている。

レイズ

ダーナの巫女が目覚め、必要な時になるまで不必要な力を使わないようにアイフリードによって「枷」が施されており、契約を交わして枷を解除する必要がある。
ミラ=マクスウェルはかなり制限はされているが契約をせずとも四大精霊の力を扱うことができる。
なお、クラースは自身のアニマチャネルの活性度が低いため、アニマを活性化する超高純度の結晶を用いてキールとセルシウスの協力による即席のアニマチャネル活性化装置を作り召喚術を行使している。後に彼は自ら研究を進め、ペンダント型の正式なアニマチャネル活性化装置を発明、自分が装備したのは勿論、しいなにも渡している。
契約の際は、複数の召喚士が同じ精霊と契約を結ぶ事も可能。

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最終更新:2024年03月12日 20:54