ストーリー:レジェンディア

プロローグ

爪術(そうじゅつ)と呼ばれる特殊な技を使いこなす少年セネル・クーリッジは、妹のシャーリィと二人で小型船に乗り、霧の立ちこめる海上を漂流していた。
食料は尽き、体力も限界に達しかけたとき、突如として霧の中から島が姿を現す。
しかもそれは驚くべき速度で接近し、セネルが舵を切る間も無く、小型船は荒波に飲み込まれてしまう。
波打ち際で意識をとりもどした二人は、そこが普通の島ではないことを知る。
表面は土壌に覆われ植物が繁茂し、まるで島のような外観に変わってはいるが、足下に広がる大地は紛れもなく、人工的に造られた巨大な「船」だった。

メインシナリオ

第一章 シャーリィを追って

+1章
砂浜で意識を取り戻した二人。
どうやら船が大破して遭難してしまったようだ。
そこにただならぬ事態を察して一人の男性が駆けつけてくる。
少年は男性に真水の存在を問いただして丘の泉に赴く
そこで待ち構えていたのは謎の青年
少年と謎の青年が向かい合った時、少女の叫び声が響く
二人が争っている隙に眼帯の男が少女を連れ去ったのだ。
少年も謎の青年も思い思いの事情を秘め、眼帯の男の追跡に乗り出す

第二章 届かぬ手

+2章
ウィルたちの同行を拒否し、シャーリィと二人で行動すると決めたセネル
しかしそこに待ちかまえていたのはヴァーツラフが率いる軍勢だった。
たった一人の戦力ではシャーリィを守ることは叶わず、彼女を軍に奪われてしまう。
シャーリィは自らの身を引き換えにセネルの命を救ってくれるように懇願するも
ヴァーツラフは彼女の姉の名前まで口に出して彼女の行動を嘲弄する。
そして、彼女が最も想定したくなかった瞬間が訪れた。
目の前でセネルが崖下に叩き落とされたのだ。
その時崖下から謎の光が発せられるがヴァーツラフは気にも留めない。
メルネスの運命は翻弄され続ける。

第三章 運命の再会

+3章
フェニモールは不可解だった。
自分らの希望の星が陸の民を「お兄ちゃん」と呼ぶことも
これほどまでに信頼を厚くしていることも、何もかも。
セネルたちに救われた事実は認めるが
それでも、過去の迫害の歴史を振り返れば「陸の民」を信じることなど出来ない。
複雑な感情を抱きながらも形だけの礼を返すフェニモール。
そんな彼女に、セネルは微笑みを返した。
奇しくもあの時のシャーリィと同じ、少しの不安と絶対の信頼を含んだ微笑みだった。
それは何故だか、フェニモールの胸を締め付ける。
そんな折、回復したワルターがフェニモールを連れて飛び去っていく
セネルたちは再びシャーリィを追跡する旅を再開した。

第四章 動乱の大地

+4章
激しい鳴動が遺跡船を包んだ。
ヴァーツラフがついにシャーリィとステラの力を用いて
遺跡船に封じられしメインコントロールルームたる艦橋を復活させたのだ。
一方、セネルたちは執拗なヴァーツラフ軍の追撃に晒されていた。
そのような状況で彼らを救ったのは、ヴァーツラフ軍に扮した水の民の兵士たち。
そしてそれらを率いるマウリッツという初老の男であった。
その後ろからフェニモールも現れる。彼女は毛細水道の借りを返すために
一時的に協力してくれると約束してくれた。
追っ手を振り切ったセネルたちに事の顛末を語るマウリッツ。
それによると、ヴァーツラフの真の狙いは「滄我砲」という究極兵器にあるらしい…。

第五章 覚醒

+5章
セネルたちは激闘の末についにヴァーツラフを下した。
しかしその野望がもたらした余波は次なる悲劇を紡ぎだす
活動を停止できない滄我砲。放たれれば今度こそガドリア王国は消し飛ぶ。
シャーリィは自らの身を呈して止めに掛かるも、装置に拒絶されて弾かれてしまう。
無情にも放たれる第二波。万策尽きたかと思われたその時、ステラの体が輝きだす。
遺跡船に繋がれつつも強大な意志の力で遺跡船と同調していた彼女は
その力を用いて滄我砲を上空で消滅させてしまったのだ。
それはかつてセネルを助け続けた謎の光と同じものであった。
救われたガドリア王国。しかしその代償はあまりに大きかった。

第六章 打ち捨てられた地で

+6章
「託宣の儀式」が執行され、ついにシャーリィは滄我の代行者となった。
メルネスの再臨と共に水の民は強大な力を手に入れた。
そんなシャーリィを止めるために立ち向かうセネル。
対して、冷淡な一言と共に彼を切り捨てるかのような一撃を浴びせるシャーリィ。
次いで、彼女が手をかざすと仲間たちの体から一斉に力が抜け落ちる。
それを機に、マウリッツが陸の民の粛清を宣言。
力を失ったセネルにトドメを刺すべくワルターが動き出す。
その際、謎の吹雪が巻き起こり、セネルたちを連れ去ってしまった。
当面の危機を脱したセネルたちだったが、失われた力は戻らない。
変わってしまったシャーリィ、失われた爪術。
困惑する彼らの脳裏に、突如同じ映像が浮かんできた。
何かに導かれるように、彼らは灯台を目指す。

第七章 輝ける青

+7章
一行は未知なる滄我の試練の末に聖爪術を手に入れた。
しかし、セネルだけが手に入れられない。
その原因は、彼の心の中にあった。
彼自身が無意識に爪術を拒んでいたことで、
滄我との交感を自ら断絶していたことにあったという。
自らの力がもたらした過去の罪にさいなまされるセネルは
自らの力を嫌悪していた。常に自責の念に満ちていた彼は
自身の本当の想いを束縛していた。
しかしどんなにすがっても過去の思い出に寄り添うことは出来ない。
「シャーリィにもう一度会う。そして言えなかったことを言う」
意を決したセネルはついに滄我の力を得た。
そうして、仲間たちと共に彼女が待つ宮殿へと赴くのだった。

キャラクタークエスト

序奏

+序奏
陸の民と水の民との決戦から2ヶ月が過ぎた
仲間たちは皆解散し、思い思いの道を歩いていった
そんな中、セネルとシャーリィは大切な人の墓前に花を添えて思う
「まだ、終わっていない」
彼らは自分たちが思う未来を作るため、出来ることから始めることに決めた
セネルは保安官として街の治安を良くするために
シャーリィは外交官として両種族の交流を深めるために
毎日忙しい日々を送っていた
そんな時、見えないところに迫る闇に彼らはまだ気付かなかった…

ウィル編 約束の花

+ウィル編
保安官詰め所兼ウィルの自宅たるレイナード邸は今日もいつも通りだった
ハリエットのけたたましい怒声が響き渡っていたのだ
毎日のことなので、セネルもシャーリィももう慣れたものである。
毎度小さなことでよくあれだけ喧嘩できるものだと苦笑していると
ハリエットが大声を張り上げてそのまま家出してしまった
どうやら今回は少し様子が違うらしい
セネルとシャーリィが彼女に事情を聞いてみると・・・

ノーマ編 夢の行方

+ノーマ編
夢を追い求めるものがいた
それは酷く荒唐無稽で、人に話したら笑われるものかもしれない
しかし、笑わないものがいた
夢を夢で終わらせないために、少女は日々を研鑽する
そして、今日もまた彼女の足はまだ見ぬ遺跡へと力強く進む
たとえ、宿屋の家賃を何ヶ月も滞納しようと、仲間達を無償でこき使って
何の成果もなかろうと、まるで気に病むことは無い
ロマンとはそういうものなのだから

セネル「いい話で締めようとするなよ?ノーマ」

間奏

+間奏
街の正面入り口がなんだか騒がしかった
突然の訪問客がメルネス…シャーリィとの面会を要求しているらしい
足を運んでみると、そこには非常に見知った顔があった
「フェニモール?」
一堂は総じて目を丸くする。まさかもう一度彼女の顔が見られる日が来ようとは
思ってもいなかったからだ。
「彼女」はメルネスを罵倒し、彼女の行動による責任の追及を迫った
問題を解決するため、一堂は水の民の里へと赴いた・・・

クロエ編 帰りたい場所

+クロエ編
あの頃の夢を見た
もう思い出したくも無い忌まわしい記憶
遺跡船に来てからは特に見ることもなかったのに
何故かここしばらくしてまた頻繁に見るようになった
ここでの生活は充実していた。楽しかった。嬉しかった。
こんな日がずっと続けばいいと何度思っただろう。
そうすればずっと忘れたままでいられたのに。
しかし、どんなに忘れようとしても過去を無かったことには出来ない
そうして彼女は再び剣を握り締める
ここを乗り越えないと、もう自分は一歩も前に進めないから

モーゼス編 決意の咆哮

+モーゼス編
―――幼い頃からの親友がいたとする
二人は変わらぬ友情を誓い合った。永遠に崩れることは無いと堅く信じていた
しかし、親友が人々に暴行を働いたという報が入ってきてしまう
そして、然るべき処分を下すために狙われていると言うのだ
彼は、親友がそんなことをするはずがないと信じていた
潔癖を信じればこそ、他の誰でもない。自分自身が行くしかなかった
しかし心のどこかではやはり拭えない不安があった
「もしも」の場合の覚悟を決める時は、刻々と迫っていた

ジェイ編 守るもの、守られるもの

+ジェイ編
幼い頃の記憶なんて殆ど無い
物心ついた時は孤児だったからだ
でも、思い出したくない過去はある。会いたくない人間はいる
幼い時は欲しいものなんて何も無かった
そんな願望を持つ権利すら「道具」には許されなかったから
でも、ここに来てようやく欲しいものが見つかった
なのに、どうして望んだときに望まぬものが現れるのだろう
少年は今一度、自分は何者なのかを問う
欲しかった答えは、目の前にあった

グリューネ編 誕生

+グリューネ編
各地で頻発していた「闇」が人の形をなした
次いで、突如様子がおかしくなってきたグリューネ
ここまで何があっても変わらなかった彼女の突然の変調
無関係とは思えなかったが、解決策も見つからない
とりあえず一行は町へ戻ることにした
そんな折、グリューネが唐突に姿を消した
彼女はどこへ行ったのか?彼女は何者だったのか?
一行はすべてを知るために彼女の足取りを追うことにした